内容説明
監査とはいかなるものかを探究する道を明らかにし、監査学の可能性を拓く。本書は、監査教育に、監査研究に、そして監査実務に従事している人、そしてさらには、「監査」という人間の行為に学問的な関心や知的な好奇心を感じている人に向けられた、監査を考えるための基礎理論の本である。
目次
監査への概念的接近―問題提起を通じて
監査の主題と監査人の認識の基本型
言明と立証
監査における価値的言明の出現
価値的言明の認識と立証
監査人の認識する言明の範疇
抽離要素
「表現の監査」の理論
「行為の監査」の理論
「情報提供」の理論
監査硬度
監査の硬度と監査の態様
監査学の構築を目指して
著者等紹介
鳥羽至英[トバヨシヒデ]
専修大学教授
秋月信二[アキズキシンジ]
埼玉大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。