内容説明
本書では、ヴァイマル期、とりわけ資本主義の相対的安定期（１９２４‐２９年）におけるドイツの合理化運動を取り上げ、その歴史的特徴・意義を明らかにする。
目次
第１部 ドイツ合理化運動の展開過程（ドイツ合理化運動の社会経済的背景；ドイツ合理化運動の展開とその特徴）
第２部 主要産業部門における合理化過程（重工業における合理化過程；化学工業における合理化過程；電機工業における合理化過程；自動車工業おける合理化過程；機械製造業における合理化過程；合理化の労働者におよぼす影響）
著者等紹介
山崎敏夫［ヤマザキトシオ］
１９６２年大阪府に生まれる。１９８５年同志社大学商学部卒業。１９９０年同志社大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得。１９８９年高知大学人文学部に勤務、助手、専任講師、助教授をへて１９９４年立命館大学経営学部助教授（現在に至る）。１９９９年博士（経営学）。著書に『ドイツ企業管理史研究』、森山書店、１９９７年。『ナチス期ドイツ合理化運動の展開』、森山書店、２００１年。『ドイツ合理化運動の研究』（共著）、森山書店、１９９５年
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