内容説明
本書は、現代財務会計の思想的特徴を、伝統的財務会計のそれと対比的に分析することによって、財務会計の基本的性格と将来展望を解明しようとする意図をもっている。
目次
第1部 財務会計における儀式化(機能分離の現実と役割認識の変化;機能分離の誘因となる二分法的要素 ほか)
第2部 財務会計におけるデータベース志向(データベース志向の基礎;データベース志向会計の展開 ほか)
第3部 財務会計における意思決定志向(意思決定志向の基礎;意思決定志向会計の論理 ほか)
第4部 財務会計における相互理解・相互批判―会計研究と会計教育の役割(会計基準設定における研究者と政策決定者;会計研究の現代的意味 ほか)