内容説明
本書は、全生涯を手工業研究と手工業者教育に捧げ、「手工業経営学の父」と慕われた元ミュンヘン大学教授・レスレの手工業に関する学説を中心にその理論的特色・基本思考・背景を解明せんとした研究である。
目次
第1部 ドイツの手工業研究所と手工業研究(三つの手工業研究所の創設と手工業研究;「ドイツ手工業研究所」(DHI)への統合と手工業研究
「ドイツ手工業研究所」(DHI)の再建と手工業研究)
第2部 レスレ手工業経営経済学における「商事的経営管理」の問題(手工業経営経済学の構想;手工業経営経済学における組織と管理の問題;手工業経営財務論の特徴)
第3部 レスレ手工業経営経済学における「広い視点」の問題(手工業経営と国民経済の関係;手工業の共同化問題;手工業の国民経済的・文化的・社会的・政治的機能)