内容説明
本書は、会計理論をその根底において支えていると思われる会計学的観点と会計学的思考の科学的な在り方ということに焦点を合わせて、多年にわたるささやかな研究の幾つかを系統的にまとめたものである。
目次
第1部 ペイトン研究序説(初期ペイトンの会計公準論;ペイトンの費用概念の論理構造;ペイトンの租税会計論;ペイトンの利益概念;ペイトンの修繕引当金論;ペイトンの研究開発費会計)
第2部 会計における基本理念の究明(会計における三つの基本理念;会計学的観点と会計学的思考;会計における形式論理の形式論理の適用性;ハックス教授の償却資金再投資論;K.マックニールの会計上の寓話;損益計算書の出現)
第3部 欧文ノート(Goethe und doppelte Buchhaltung;W.A.Paton on the Concept of Net Income)