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マッチラベル パラダイム―燐票商標様式美

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  • サイズ A4判/ページ数 223p/高さ 22X23cm
  • 商品コード 9784839351212
  • NDC分類 727
  • Cコード C3070

内容説明

明治期に確立をみた、西洋に倣った画工の技、和洋混交のマッチラベル図案。マッチラベル・コレクターにとっては、五つ星スタイルの稀少度評価付きで珍品票も多数掲載。明治、大正、昭和初期の商標マッチラベル1544点を収録。

目次

1章 布引帯形
2章 双柱形/双枠形
3章 小判形/外周枠形
4章 相似形
5章 字紋図
6章 欧字表記
7章 メダル付記

著者等紹介

加藤豊[カトウユタカ]
燐票家(マッチラベル・コレクター)。グラフィック・デザイナー。1950年、東京生まれ。東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。大学在校時より国産の登録商標マッチラベルの蒐集に取り憑かれ、1968年からマッチを集めはじめ、蒐集歴40年を越える。コレクターとして蒐集、研究のほか、書籍出版、展覧会開催、文具雑貨、喫煙具グッズの企画制作、商品化にも携わる。「徹子の部屋」(テレビ朝日)、「視点・論点」(NHK)等にテレビ出演。マッチ同好会想燐友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ted

10
'11年6月刊。明治大正の販売用商標マッチが持つ擬洋風・和漢洋混交とでも言うような独特の意匠を様式という切り口で分類した点が従来の燐票図鑑と違って新しい。そのフォーマットの違いを際立たせるため敢えてモノクロにしたという。カラー版は同じ著者の『マッチラベル博物館』('04)があるが、分類は旧来どおりジャンル別になっている。両書とも一度手に入れたら手放したくなくなる永久保存版。西洋の模倣から始まったとはいえ、明治前までに培われた浮世絵や錦絵の技術と見事に融合している点が今も我々を惹きつけてやまない理由だろう。2012/05/14

更紗蝦

9
掲載されているラベルはほとんどがモノトーンの版下図版で、カラーの図版はごく一部というのがこの本の特徴です。モノトーンだからこそ、動物の毛や人間の服の模様などの細い部分の表現の工夫がよく分かります。ギュスターブ・ドレやアルブレヒト・デューラーなどの版画作品が好きな方におすすめです。巻末の「マッチの呼称変遷」や「マッチ名の方言」の一覧も面白いです。2015/04/04

ふろんた2.0

8
マッチの数だけデザインがあるんじゃないかというくらい図案がたくさんあるんだな。その当時の文化、啓蒙活動がよくわかります。2016/08/29

ジョニーウォーカー

8
明治から大正、昭和初期にかけて発行された国産マッチラベルの衣裳1540点を収録。見ていて驚くのは、デザインの多様さと色彩の豊かさ、そして可愛らしさ。誇張ではなく、Zippoの比ではないと思う。それでも約6万点におよぶ著者のコレクションの一部だというのだから、その凄さがお分りいただけるかと思う。笑っちゃうほどレトロでカラフルなマッチラベルは、見ているだけでもワクワクもの。だからこそ、願わくは全点カラーで掲載してほしかった。意匠だから仕方ないが、そのことが本書の魅力を半減させていると思う。2011/06/11

( ̄∀ ̄)

1
マッチ箱って独特。こんなに種類があるなんて思わなかった。2013/03/18

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