内容説明
本書は、中国の殷、周の時代に創作された甲骨文・金文(石鼓文を含む)などから選んで、編集しました。書の名跡を臨書をするための参考となるようにまとめ、必ずしもその原帖にある文字の方寸にこだわることなく展大または縮小し、字句の配置もその内容によって原状のままにまとめたもの、またその一部を、その書体や形状にあわせて組み替えたものもあります。古代の書品には、原碑の損傷などにより、必ずしも全文まとまっていないものもありますが、あくまで臨書の「書作手本」となることを根底において構成しました。
目次
甲骨文―殷
金文―殷
金文―西周
金文―春秋
石鼓文―春秋
金文―戦国
竹簡―戦国・楚