内容説明
房総半島の自然や風光は、古来多くの人たちに愛されてきた。明治の文豪や画家は、リゾート地として別荘を建て、あるいは旅館に逗留し、時には移り住んで創作をしている。それらの作品には、房総の自然をテーマにしたものが多く、彼らを魅了した房総の“美”が表現されている。それらの言葉を材料として、現代書の第一人者・書家幕田魁心が房総再発見に挑む。
目次
夷隅郡御宿町―加藤まさを(童謡)
木更津市―野口雨情(童謡)
南房総市―鹿島鳴秋(童謡)
安房郡鋸南町―西条八十(童謡)
いすみ市―海沼実(童謡)
山武市―斎藤信夫(童謡)
千葉市―正岡子規(一)
南房総市・勝浦市―正岡子規(二)
夷隅郡大多喜町―正岡子規(三)
木更津市―日本武尊・尾上柴舟・小林一茶〔ほか〕
著者等紹介
幕田魁心[マクタカイシン]
1947(昭和22)年福岡県北九州市に生まれる。安藤搨石先生、豊島嘉穂先生に師事。大東文化大学卒業後、千葉県公立高等学校に30年間勤務。現在、千葉大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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