内容説明
中央政府に残された信憑性の高い文字資料。漢時代の多様な書法の展開が、刻線を通して現われる骨版上に、書刻一体の美と漢代の書空間がひろがる。
目次
カラー写真
骨簽図版(工官類;兵器名称類;代号及び数量類;中央官署(「光禄」類、「衛尉」類、「少府」属官類)、列侯類)
骨簽の書法
標本編号・掲載ページ対照表
著者等紹介
劉慶柱[リュウケイチュウ]
1943年、天津市生。1967年、北京大学歴史系考古専業卒。現職は、中国社会科学院考古研究所所長、研究員。徳国(ドイツ)考古研究員の最高の栄誉とされる「外籍院士」(外国会員)に選ばれる。『考古学報』主編を兼任。長く、中国古代都城、帝陵の考古研究に従事。1973年以来、漢唐都城と帝陵遺址の考古発掘を指導的立場で行う
小原俊樹[オハラトシキ]
1953年、長野県松本市生。東京学芸大学特設書道科卒。現職は、福岡教育大学美術教育講座(書道)教授。芸術教室―書美領域にて、「篆隷書法」・「生涯学習と書」等を担当。作品は、過去、日展・読売書法展・毎日書道展などに篆刻作を中心に発表。現在は、フリーで活動中
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