内容説明
羅振玉は清朝末期から民国初期にかけての甲骨金石学の大家として、この方面に先駆的な業績をあげた学者である。多忙を極めた日常の僅かの暇を見て、すでに読解した甲骨文を用いて百聯の句を作り、出版の機会を待っていた。この書が刊行されたのは、民国17年(1928)以後ということになる。この楹聯は彼らが判読し得た甲骨文字を使って創作したもので、おめでたい文句が多いが、中には乱世を悲しみ、平和をねがう心情が強く表現されているのも目立つ。本書が甲骨書学習のよい手引きとなることは疑いもないことである。
羅振玉は清朝末期から民国初期にかけての甲骨金石学の大家として、この方面に先駆的な業績をあげた学者である。多忙を極めた日常の僅かの暇を見て、すでに読解した甲骨文を用いて百聯の句を作り、出版の機会を待っていた。この書が刊行されたのは、民国17年(1928)以後ということになる。この楹聯は彼らが判読し得た甲骨文字を使って創作したもので、おめでたい文句が多いが、中には乱世を悲しみ、平和をねがう心情が強く表現されているのも目立つ。本書が甲骨書学習のよい手引きとなることは疑いもないことである。
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