出版社内容情報
最近の外科治療は、ますます高度化、複雑化し、手術の適応範囲が拡大されてきている。その中で、いま手術室看護は単に術中のケアにとどまらず、術前の情報収集に始まり、術後の評価に至るまで、つまり、術前・術中・術後の一貫性のある看護が要求されており、新たな方向づけで動き出している。このように、手術室看護の役割拡大が周手術期看護の新たな考え方で自覚され、実践されているなかで、本書は、この思潮を基本にすえて、日本でも有数の高度先端医療を担っている東京女子医大病院が手術室看護の完全マニュアル化を大成したものを改訂した新版である。
目次
第1編 手術看護の基本的知識(手術看護概論;周手術期の看護;麻酔看護;体位;カウントの実施基準 ほか)
第2編 手術看護の展開(脳神経外科;呼吸器外科;心臓外科(成人)
心臓外科(小児)
消化器外科 ほか)