内容説明
三島由紀夫自決から40年、東大全共闘との関係を中心に三島由紀夫の政治性に迫る。全共闘運動の意味合いにも言及。
目次
第1章 東大全共闘から三島由紀夫へ(三島由紀夫と東大全共闘の討論会とはどんなものだったのか;東大批判では全共闘と三島由紀夫が完全に一致する;天皇制については三島由紀夫と東大全共闘は対立する;天皇制と三島由紀夫の反革命・アンチヒューマニズム;三島由紀夫の文化的天皇制は可能なのか)
第2章 駒場から獣医学の世界へ
第3章 日本の大学と基礎科学の危機
第4章 一・一九安田講堂陥落以降の状況について
著者等紹介
岸江孝男[キシエタカオ]
1948年生まれ。都立両国高校卒。1967年、東京大学理科2類入学。1972年、東京大学薬学部卒業。日清製粉(株)、オンコセラピーサイエンス(株)を経て、現在、フリーライター。医学博士(東京医科歯科大学)
辻村信一[ツジムラシンイチ]
1946年生まれ。東京教育大学付属駒場高校卒。1966年、東京大学理科2類入学。1971年、東京大学農学部畜産獣医学科卒業。1979年、東京大学大学院農学系研究科畜産学専門課程博士課程修了。アップジョン・ファーマシューティカルズ、ローヌ・プーランローラー等を経て、現在、メディカルライター。農学博士(東京大学)、獣医師
遠山稿二郎[トオヤマコウジロウ]
1948年生まれ。都立西高校卒。1968年、東京大学理科2類入学。1978年、東京大学大学院農学系研究科獣医学専攻修士課程修了。現在、岩手医科大学教授。農学修士(東京大学)、医学博士(岩手医科大学)
山崎清[ヤマザキキヨシ]
1947年生まれ。都立上野高校卒。1967年、東京大学理科2類入学。1974年、東京大学農学部農業経済学科卒業。1979年、東京大学大学院農学系研究科農業経済学専門課程博士課程修了。現在、第一経理専門学校で教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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