歴史学叢書<br> 幕末維新期の文化と情報

歴史学叢書
幕末維新期の文化と情報

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839002862
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C3021

内容説明

幕末維新期の史料には興味尽きないものがある。本書に取り扱う芸能・文化・情報に関する史料群もその一端である。明治維新政治史を専攻する著者は、まず史料から出発し、その鋭い史眼をもって、これらの史料を明析・明解な論理で解き明かして行く。

目次

第1章 幕末の政治・情報・文化の関係について
第2章 江戸の都市空間と遊廓―幕末期老中苑吉原名主探索書を手懸りとして
第3章 江戸後期の手紙と社会
第4章 芸能と芸能民―地域の視座から
第5章 坪井信良とその時代―蘭医坪井信良家兄宛書翰集によせて
第6章 ある農村出身剣客の軌跡
第7章 国家神道の確立過程

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 幕末維新期における幕府、藩、個人による情報収集のテーマがきわめて興味深い。いかに網羅的・多方面・スピーディに行われていたか、驚くほどである。多様な資料を大きな視点からまとめてくれており、とても見通しがよく、勉強になった。  ほかにも、江戸期の手紙のやりとりの実態とその意味が解き明かされたり、芝居の上演許可願いから関係者たちの複雑な権利関係を明らかにしたり。ある剣術家の人生をスポーツ史としてたどる試みもおもしろい。 東京大学史料編纂所における資料収集と、その解読・精査の力が遺憾なく発揮された一冊だ。 2021/04/30

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