内容説明
今も思い出すたび、胸がきゅんとする。まだ若かりし頃の甘く切ない思い出。東京へ行けば、素敵なことがきっと起こると夢見ていた…。anan連載の超人気エッセイ「美女入門」のルーツはココにあった!特別企画として、国民的アイドルAKB48の大島優子との初対談、小学校~高校時代の作文も収録。
目次
少女の岐路(セーラー服と毛糸のパンツ;少女の魂;彼女の居場所 ほか)
純情な時代(東京の家;つかの間の自負;世界の入口で ほか)
青春の落とし物(無邪気な春;母の願い;初恋の人 ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。コピーライターを経て作家活動を始め、82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。以降、86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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美登利
35
やはり既読でした。「私のスフレ」を改題したもの。時々、他のエッセイにも見られる、真理子さんの中学~高校時代を振り返っての話が中心。10歳違うけど、田舎ってのは我が街も大して変わらない。だけどこんなに身なりを構わない女の子は居なかったような気がします。それにしても、凄すぎる高校生ですよね。文芸部での作文があまり今と変わらないです。私は初期の頃の真理子さんの小説が好きです。エッセイは気楽に読めるので出たらつい読んでしまいます。2014/02/21
きたむらさんえ
3
いつもの美女シリーズかと思って手に取りましたが、違う(笑)ほぼ著者の小学~若手の頃のエッセイでした。そこまで面白くなかったな。残念。2015/08/14
anken99
3
自分で買ったわけじゃないんだが…。アンアンの連載をまとめた本書。特に学生時代のエピソードが大部分だ個々は面白いんだが、毎回オチが屈折している。なんだろう?ハッピーになれない読後感。2013/03/10
レクサソ
3
それなりに面白かったけど、再読はないね。図書館で十分でした。2013/02/10
tomi28
3
本棚にあったんで、なんとなく暇つぶしに読みました。 決してためになる本ではなく、少々作者の自慢話が鼻につきますが、過去の自分を客観的に見れていることに対しては好感が持てます。2012/02/06