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出版社内容情報
バンクシーは新作を次々と発表、さらに国内各所でバンクシーの展覧会が開催されることを受け、完全版のバンクシーMOOKを刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
438
いや、これスゴイよ。【完全版】と銘打っただけあって、まさに完全版。彼のアートだけでなく、主張がキッチリ伝わってくる。恵比寿の本屋さんのは絶対観に行く。これ、紙で欲しい。2022/06/18
いつでも母さん
156
オークションで落札された瞬間シュレッダーで切り刻まれた事件が、私の頭でもパッと浮かぶ『バンクシー』それ以外にもニュースなどで時おり話題になるアート・・もちろん本物など見たこともない。どんな人なのかは少しは興味はあるけれど、謎は謎のままでいいんじゃないかな?って、覆面アーティストのままでこの先も!って願ってもいる。社会を、世界を風刺し人心を鷲掴みにして、とにかく凄い!としか言えない【完全版】だった。読み友さんに感謝の出会い。2022/07/17
イリエ
20
「バンクシーって誰?展」に行ったので、誰なんだろう、と。なるほど、信念をもってサラリーマン川柳やってる人って感じ。ドブネズミだから「ブルーハーツ」かな。ただ、信念のレベルが狙撃されるかもしれないのに描くレベル。社会活動家ですよね。たしかにホワイトキューブでやっているバカ高い入場料金にはうんざりするし、エリート意識もある気がする。落書きであっても、国際的な評価があるから保護するという、小池都知事閣下へのインタビューもあります。2022/06/11
zoe
17
皮肉を込めるにも、表現者として卓越した才能と技術が必要だ。2021/08/31
碧緑(あおみどり)旧だいだい
17
バンクシーは匿名のアーティスト。そして街に落書きをするグラフィティを特徴とする。中流階級の出身で、教養も持ち合わせている人物とのこと。そしてガザの空爆が始まった時「ガザに行きたい」と言って実際に行き、そこで危険を顧みず作品を書き残した。イスラエル建国の立役者がイギリスだったことを考えればなんとも皮肉だが、日本で言えば「リベラル寄りの反骨精神に満ちたアーティスト」と言ったところか。彼の創作のエネルギーはそういうところから出ているのか。頼まれて描くわけでないゲリラ的手法もそことつながっているのだろうか。2021/08/20