若草同盟 〈２〉

新田章

マガジンハウス（2025/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784838733286
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

出版社内容情報

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澤部 渡氏（スカート）
谷口菜津子氏（『じゃあ、あんたが作ってみろよ』）
屋敷裕政氏（ニューヨーク）大推薦!!
メディアで続々紹介！ 『あそびあい』『恋のツキ』作者、話題の最新作!!

『彼らと境遇が重なることはないはずなのに「これは私の話だ」だなんて読んでいました。
多分これは「共感」ではないんです。どこかにいる私の話なのです。』
澤部 渡氏（スカート）

『カイロちゃんとムーくんは一見どこにでもいるような二人だけど、
二人それぞれの怒りや悔しさ情けなさを持った人生を歩んできた。
分かり合えない孤独さを抱えている二人のやり取りの中で、
きゅんとは違う心の真ん中から泣けてくるような愛を感じる！』
谷口菜津子氏（漫画家）

『新田先生の漫画はいつも味わったことのないしんどさを与えてくれる。
全部の文字、全てのシーンがパンチラインでした。』
屋敷裕政氏（ニューヨーク）


【２巻のあらすじ】

雪深い田舎町で生活保護受給世帯に育った、スーパーの店員・カイロ。
元・引きこもりで、30過ぎた今も「男社会」に馴染めない会社員・アユム。

東京で出会い、恋に落ちた二人。
結婚の準備が着々と進む中、カイロは、
アユムが会社でひどいパワハラにあっていることを知って…。
そんな折、彼女の働くスーパーの閉店が決まり、
生活費を稼ぐため、カイロは新たな道を選ぶ。

東京の狭い空の下、今日も二人は新しい一日を生きる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[益虫]

強く自己主張を始めたカイロさん。他人が自分と違うことは当たり前なのだから、いちいち違う違うと言わなくていいよ。と思いつつ、言わないと漫画作品として成立しないのかなと悩みつつ。

2025/05/24

[漫画専用アカ]

どんどんたくましくなるカイロさんがぐいぐいと世の中へ反旗を上げる中、その光の影となっていくムーさん。この関係性で超距離が近い同棲生活ってけっこうきついんだよね。別々に暮らしていて適度な距離感がある場合は大丈夫なんだけど。この先どうなるのかハラハラする。

2025/05/27