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出版社内容情報
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Web版「GINZA」の2023年漫画コンテンツ・年間PV数1位を獲得。
読むと心が奮い立つ話題作!
誰かに決められた〈幸せ〉は、いらない。
結婚と、離婚。
人生の岐路に立たされた
二人を描いた
南Q太最新作。
【この物語は…】
冷え切った夫婦関係に悩む〈あや〉。
性自認に揺らぐ中、結婚を控える〈けいと〉。
まったく接点のなかった二人の人生が交差するとき…
「女」だとか「妻」だとか。「普通」だとか「常識」だとか。
自分を縛るものと闘い続ける「私たち」の物語。
行き詰まりを感じる日々。
自分の本心に向き合ったとき、人生が動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
49
図書館の本がたくさん手元にある時に限って、なんか道草的に違うもの読みたくなってしまう。そんなふうに手に取ったが、手に取ってよかった。3巻まで一気読み。やっぱり限りある人生なので、その時にいちばん読みたいものを読みたい(大げさか)。結婚と離婚に揺れるふたりの女性…ふたりとも、ただそれだけではない。ふたりのうちでは年齢も近いだけに、家庭内別居状態で離婚するために働き始めるあやさんに気持ちが引っ張られる。「ひとりで 自由に 旅をしたい」というあやさんに胸が詰まるし、彼女が結婚した経緯にも。誰にも来し方がある。2025/08/20
ニッポニア
36
なかなか痛い、性自認、家庭内不和、結婚式をめぐるいざこさのくだり。以下メモ。決めたじゃん、二人で、式はしない、指輪とかそういうの全部なし、子供も作らない、高い意識。ハッピーエンドがずっと続くなんてそんな夢みたいなこと信じてたわけじゃないかったけど。ひとこと口に出したら止まらなかった、あんなこと言うつもりなかったのに。2025/08/23
アマニョッキ
23
この作品を南Q太さんが描かれることにすごく意味があると思うし、いろんな感情が押し寄せすぎていて何を書いても間違えてしまいそう。簡単に感想を述べていい作品じゃないと思う。でも例の書評がなければ知ることがなかった作品だと思うと複雑。あやさんみたいな主婦がつらい思いをする世の中なんてクソ喰らえ!って思うけど日本中にわんさかある話だよな。あやさんもっと好きにやっていいよ!2024/06/06
ぐうぐう
21
結婚と離婚に揺れる二人の女性。女性らしさを求められるけいとと、妻の役割から逃れられないあや。世代の違う二人は、女であることで強いられる理不尽に疑問を抱き始める。しかし、タイトルの意味から改めて物語を振り返った時、これは結婚や離婚という制度に惑う女性の物語ではなく、自分を縛るものに抗おうとする人の物語であることに気付かされる。なぜ今、南Q太がこの主題を描こうとしたのかは、あとがきを読んで腑に落ちた。読み続けていきたい。2024/06/23
パンダプー
11
Q太先生の別な作品の続きを待っているのだが。 これ、続き読むかなやむなー2025/01/26
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