出版社内容情報
自分に見えてる世界なんて
ほんのちっぽけ
地球の片隅で凛と生きる人たちーー
「ku:nel」人気連載エッセイ、オールカラー画で待望の書籍化。
時に歓喜し時に悲しみ時に途方に暮れて。
生きることを諦めない。
完全な偶然の中で知り合う他人というのもまた、
見知らぬ土地への旅と同じく、自分の人生観や生き方を
変えるかもしれない要素を持った、
未知の壮大な世界そのものなのだということを、
自分の人生を振り返ると痛感させられるのである。(本文より)
内容説明
自分に見えてる世界なんてほんのちっぽけ。地球の片隅で凛と生きる人たち―「ku:nel」人気連載エッセイオールカラー画で書籍化。
目次
カメオとフィレンツェ
イタリア人のおしゃれ意識
乗り物の中での出会い
アルノの川辺裏のキリギリス
ウサギの煮込みとウプパの日々
太ったマリア
リスボンの隣人
わが美しき街、ナポリ
恋愛は生きる力なり
息子の友達
バス停の女性
祖母の秘密 母の恋
アントニアとマリア
ブラジル移民
てっちゃんの筆入れ
スティーブンとメラニー
アントニオの砦
白いヴィオラ
ドラギニョンのポール叔父さん
ドロシーの引っ越し
ムハンマドさんとデルス
アレブシとリー
ハルさんの葉書
パドヴァの椎貨屋
象の灰皿
シチリアー家
リスボンの学校と穴のあいた靴下
著者等紹介
ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年、東京都生まれ。漫画家、文筆家、東京造形大学客員教授。幼少期を北海道で過ごし、84年、17歳でイタリアに渡る。フィレンツェの国立アカデミア美術学院で油絵と美術史を専攻。2015年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。著書に『テルマエ・ロマエ』(第3回マンガ大賞・第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞)、『ヴィオラ母さん』『スティーブ・ジョブズ』『プリニウス』(とり・みきとの共作)など多数。エジプト、シリア、ポる戸軽、米国を経て現在はイタリアと日本に拠点を置く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
mukimi
けんとまん1007
ネギっ子gen
nico🐬波待ち中