出版社内容情報
これまでのアイデア術すべてに挫折した人へ。答えはシンプルだ。
今までの「アイデア術」「○○思考」は役に立たない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
17
100案を出せということは以前よりあちこちで言われていたこと。そしてデザインはアーティストではない、コピーライターに文才は必要ないということも。分析して手を動かすことを厭うな、ということが主張。それは特別な才能がなくてもできること。ショートカットばかりが持てはやされる事が多い昨今、愚直に動けという指南ともいえる。実践編は参考になった。巻末「仕方がないとあきらめるな」という著者からの実に熱いメッセージ。2022/02/06
おのちん
8
★★★☆☆:特段目新しい内容はなかったが、退屈な仕事は創造性を高めるという一文にとても納得感があった。確かにウォーキングや草取り、皿洗いの最中にアイデアに出会うことは多々あった。あと、とにかく書くという一文も。 是非若い人に手にして欲しい一冊だと思った。2022/03/17
tuppo
5
いいアイデアだけがアイデアだと思い込んでいる人が実に多い。ほとんどの人は100案考えてと言われるといいアイデアを100案考えねばと勝手に解釈してしまい身動きが取れなくなってしまうのです。2022/11/22
ケルトリ
4
最近出版された本の中では良い本だと思う。前々から〝KJ法〟だの〝マンダラート〟だのといったやり方で成功した試しがないなか、この本では『1.周囲を観察し、幅広い視点でインプットする』『2.くだらないとか不可能とか関係なく100案考える勢いでアイデアを書きなぐる』『3.書き出したものをかけ合わせたりして、良い物を選ぶ』という分かりやすいものになっている。とにかく〝質より量〟が絶対。2021/11/10
Kent
3
必死になって良いアイデアを1つ考え出そうとしても、面白いアイデアは生み出されない。凡庸に思えることであっても、とにかく量を出すこと。インプットを続け、頭に浮かんだことをスマホのメモに残したり、Twitterで発信する。そのようにして数をこなすほど良いアイデアが生まれるようになる。数多くのアイデアを出すことの大変さはあると思う一方で、特別な才能は無くても量を出す訓練を続けさえすれば良いアイデアを生み出すことができると考えると希望も芽生えてくる。2021/08/21