人騒がせな名画たち

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人騒がせな名画たち

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838730193
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C0095

出版社内容情報

名画の謎解き本の決定版!
やさしい。面白い。そして解説が深い!

本書は「人騒がせな」西洋の名画のご紹介を通じて、
名画を深く楽しむ鑑賞方法を
知っていただくものです。

たとえばどんな作品をご紹介しているか、
いくつかをご紹介してみましょう。

●画家が受注拒否! 「ぶらんこ」の意味とは!?
●ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!?
●農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル変え」!
●バレエ鑑賞は愛人の品定め会場!

どれも展覧会では決して知ることのできない
エピソードを揃えました。

日本では絵画を印象で感じることや、
個人の勝手な感想ばかりが主流になりがちですが、
西洋絵画を本当の意味で「楽しむ」ためには、
絵画の裏に秘められたさまざまな
「真実」を知らなければ始まりません。

当時の風俗、社会情勢、人間関係……。
つまり「絵画を読む」ための知識です。
本書では、それを丁寧にご紹介してゆきます。

登場する画家はボッティチェリ、ルーベンス、
フェルメール、ルノワール、ゴッホなど、
ルネサンス以降、近代までの美術史界のV.I.P.ばかり。
そしてご紹介する作品のほとんどは、
誰もが知る「超有名作」を選びました。

ほかにどんな作品を掲載しているか、
一部をご紹介しましょう。

ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
ピーテル・ブリューゲル(父)「農民の踊り」
サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
ピーテル・パウル・ルーベンス「セネカの死」
フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」
エドゥアール・マネ「草上の昼食」
エドガー・ドガ「エトワール」
フィンセント・ファン・ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」
ポール・セザンヌ「温室のセザンヌ夫人」
ディエゴ・ベラスケス「化粧室のヴィーナス」
ポール・ゴーギャン「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
ほか多数。

掲載作品は大半がカラー印刷
(一部サブカット等はモノクロ印刷)で、
作品の迫力、美麗さがリアルに迫ってきます。

巻末には
「MAP 画家と作品ゆかりの地」
「年表 画家たちの生きた時代」
「画家名50音順 掲載作品一覧」
も掲載してあり、理解を深めるにあたって便利です。

木村泰司[キムラタイジ]
著・文・その他

内容説明

一枚の絵に秘められた「人騒がせ」な物語の数々。

目次

女中が手渡した手紙に込められた「秘め事」とは!?―ヨハネス・フェルメール「恋文」
玉ねぎ、水差し、鳥…それぞれの「いけない」意味―ヘラルト・ダウ「玉ねぎを刻む少女」/ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
農民画家は農民の味方じゃなかった!?―ピーテル・ブリューゲル(父)「農民の踊り」
「ヴィーナスの誕生」は誕生でなく「漂着」のシーン!―サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
神話の三柱の神は画家の自画像!―ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「ジュピター、ネプチューン、プルート(ユピテル、ネプトゥヌス、プルート)」
画家が受注拒否!「ぶらんこ」の意味とは!?―ジャン=オノレ・フラゴナール「ぶらんこ」
描かれた哲学者の最期は事実とは違っていた!―ピーテル・パウル・ルーベンス「セネカの死」
瓶は純潔の象徴。それが壊れている意味は…―ジャン=バティスト・グルーズ「壊れた瓶」
ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!?―ジャック=ルイ・ダヴィッド「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」
ミレーが農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル替え」!―ジャン=フランソワ・ミレー「種をまく人」〔ほか〕

著者等紹介

木村泰司[キムラタイジ]
西洋美術史家。1966年、愛知県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、講演会やセミナー、執筆、メディア出演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーこ

56
ん〜。全体的に薄味な印象ですね。紹介する画家が多すぎて、どれも内容が中途半端。それほど興味も引かないし、もちろん心に残りません。中野京子さんの『怖い絵』シリーズで紹介された絵といくつか被っている事もあり、目新しくなかったからかなー?さらにもう一つ苦言を。絵画を紹介するのであれば、せめて1ページで収めるべきで、絵の途中から次のページにまたぐってほんとやめてほしい。2020/11/21

どぶねずみ

54
木村泰司さんって色んなラジオ番組に出演されている。拝聴するたびに美術館に足を運びたくなるし、ただ観るだけの観賞じゃなくて、どうしてこの絵が描かれたのかということを知ってから行くと一層面白く感じる。この本ではかの有名な絵画で、実はここに表向きに言えない理由があるんだよって、面白おかしく書かれている。ホントは愛人から振られたから、未練がましく描いたんだよとか(笑) 美しいとばかり思っていた絵が、ホントは差別社会を描いたんだとか。この著者の書いた本、全部制覇したいわ~。2019/05/13

アキ

44
何度も目にした絵にこんな寓意が秘められていたとは。表紙の「ぶらんこ」もグルーズの「壊れた瓶」も性的な暗喩があったんですね。純情そうな女性が実は淫乱という男性の願望の現れでしょうか。19世紀までアカデミアには女性は入会できなかった。現代のように女性画家が多いと描くテーマやタッチも違うように感じます。ルーブル美術館で予備知識なしに絵を見る多くの日本人とそんな教養が当たり前の西洋人とでは感じ方が違うのは当然なのでしょう。1枚の絵にまつわるそれぞれのエピソードを知ると絵画への愛おしさも違って感じます。2018/11/16

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

40
西洋絵画は、今までは、純粋に構図や色彩、微妙な筆使いなどの美しさを基準に鑑賞していたが、本当の意味で楽しむには、土台となる知識が必要であることがわかった。教義や物語、倫理観や思想などのメッセージを伝える手段が西洋絵画。例えば、ドガのバレエをテーマにした「エトワール」(踊り子)。文化の香りが高いとおもいきや、当時のバレエ界は上品とは程遠く、成金紳士が愛人を品定めに来るような場所だったそう。ゆえに観客のほとんどが男子。ドガはそんな現実を切り取ったというわけです。「美術は見るものではなく読むもの」ともいえる。2019/05/05

りお

37
絵画に詳しくなくても読むことが出来た。。説明があれば深く絵画が楽しめる。2021/05/03

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