出版社内容情報
激動の世紀のなか中国から日本へ。波乱に満ちた人生を送ってきた101歳の料理研究家、馬遅伯昌さんが今も元気で暮らしている秘密とは? 日々の食生活、暮らしの楽しみ方、その豊かな人生のエッセンスは生きることの感動に満ちています。激動の中国かた日本へ。波乱に満ちた人生を送ってきた101歳の馬遅伯昌さんが今も元気で暮らしている秘密とは? 日本と中国の食の知恵、健康を保つ生活習慣、頭の中の整理法、暮らしの楽しみ方。本編に描かれる豊かな人生のエッセンスは生きることの感動に満ちています。
馬遅伯昌[マチハクショウ]
料理研究家。中国の名家に生まれ、日本に留学。帰国後に結婚、中国の混乱期を家族とともに生き抜いて再来日。中国料理を主婦仲間に教えているうちに本格的な料理研究家の道へ。東京の中国料理の名店「華都飯店」の創業者で、美食会を催しては内外の名士と交流。中国から代々育んできた家庭の味「酸菜火鍋」は季節の名物として予約客が引きも切らない・アメリカでも料理本を出版し、テレビショーに出演。その料理の腕前はハリウッドセレブも虜にした。食を大事に誠実に生活に向き合い、101歳となっても中国と日本の文化交流を念頭に元気に日々を送っている。
内容説明
日本と中国の食の知恵、健康を保つ生活習慣、頭の中の整理術、暮らしの楽しみ方。馬遅伯昌さんの豊かな人生のエツセンスが、あなたの健康と充実にきっとつながります。宮家の人々、ハリウッドセレブを虜に。激動の歴史を生きた料理家の『思いやりレシピ』。
目次
第1章 101歳まで元気でいられる日々の食と昔ながらの知恵。(私の長生きに秘密があるとすればとにかく毎日よく食べること。今も若い人と同じように食べています。;おなかがすかないときはグルグル歩き回って空腹にします。どんなときでも必ず1日3食です。 ほか)
第2章 頭と心の健康を保つには、あきらめないこと、好奇心を失わないこと。(健康チェックは定期的に受けています。血液も心臓もどこも悪くないとお医者さまもびっくりされるくらいです。;年に2回は歯医者さんでチェックをし、くしゃみをしたら早めに葛根湯、歩くときはゆっくりが大切です。 ほか)
第3章 中国と日本を二つの祖国にした記憶の底の料理の味。(初めての日本は20歳のとき。2人の弟たちと一緒に憧れの日本に留学するのが目的でした。;学校ではお料理当番がありましたが私は初の中国人留学生、同級生がずいぶん加減をしてくれました。 ほか)
第4章 101歳まで健康でいるために実践したい料理のコツ。(敬遠されがちな油ですが、活動のエネルギーと健康のために適量は必要だと考えています。;料理を作るときの「ダメ」がいくつかあります。いい加減はダメ、旬の野菜を知らないとダメ、下準備をきちんとしないとダメです。 ほか)
著者等紹介
馬遅伯昌[マチハクショウ]
料理研究家。中国ハルビンの実業家。遅家に生まれる。ハルビン女子高等学校卒業後、日本の自由学園に留学。卒業後は中国に帰り、実業家で旧満州国皇帝の血縁でもある馬氏と結婚。戦後、再来日し、中国の家庭料理の作り方を伝えはじめる。1965年、「食を通して中国の文化を日本に」と東京・三田に「華都飯店」を開く。海外でも料理本を多数出版し、68年にはドイツ・フランクフルトで開催された国際料理博覧会のコンクールにおいて、その著作に対して銅メダルが授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




