出版社内容情報
武蔵野美術大学7号館401教室で行われている特別講義『instigator』。これからの新しい時代を作る若い世代に焦点を当て、佐野研二郎、VERBAL、蜷川実花、川村元気、山口一郎(サカナクション)といったクリエイターをゲストに迎えました!これらの講義内容を完全収録!!
武蔵野美術大学7号館401教室で行われている特別講義『instigator』。インテリアデザイナーの片山正通教授が、世界で活躍する憧れの先輩たちを招いて行われる大学講義は、毎回整理券を配らなければならないほどの熱狂ぶりを見せています。
本書は、これからの新しい時代を作る若い世代に焦点を当て、佐野研二郎、VERBAL、蜷川実花、川村元気、山口一郎(サカナクション)といったクリエイターをゲストに迎えました。
特別講義で先輩たちが教えてくれたのは、「遊ぶ」ように「仕事」をしよう、というシンプルなメッセージ。大学講義の常識を超えた豪華ゲストが登場する『instigator』は、片山教授の「僕がいま大学生だとして、誰のどんな話を聞いたら、これからの人生が有意義な時間に変わっていくのだろう?」という自身への問いかけからスタートしました。
講義では、「遊ぶ」ように「仕事」をしている扇動者(instigator)たちが、少年時代や学生時代をどのように過ごし、どうやって進路を決めたのか。そして、仕事に就いてからどんな転機を迎え、困難をどのようにして乗り越えたのか。その具体的なサンプルを提示していきます。これらの講義内容を完全収録すると共に、毎回会場に集う約500人の生徒たちが発する熱気や息づかいまでをも記録しました。
人生を楽しむこと=デザインを楽しむこと。 佐野研二郎
すべての軸は、人の心に刺さるかどうかです。
内容説明
武蔵野美術大学にて著者が企画・ホストを務め、トップクリエイターをゲストに対談形式で行われる特別講義instigator。
目次
佐野研二郎―自分が楽しんでいればコミュニケーションも楽しくなる。人生を楽しむことが、イコール、デザインを楽しむことだと思っています。
VERBAL―音楽活動を始めたばかりの頃は迷ってばかりでした。でも、今ここにきて、自分は人と何かをつくって、人を楽しませることが好きだということが、ようやくわかったような気がします。
蜷川実花―格好いいと思ってシャッターを切れば、そこで完結する。それがやっぱり自分にとっていちばん気持ちがいいし、原点なんです。
川村元気―日常の違和感に、宝物が潜んでいる気がする。見て見ぬふりで素通りするのではなく、ひっかかった物事のディテールを観察すると、なにかしら創作のヒントがあると思います。
山口一郎―10年後に生まれている、新しい音楽に嫉妬していたい。そう思えなかったとしたら、それは自分が何もできなかったせい。それくらい自分にプレッシャーをかけて、音楽と向き合っていきたいです。
著者等紹介
片山正通[カタヤママサミチ]
インテリアデザイナー。株式会社ワンダーウォール代表。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。1966年岡山県生まれ。2000年に株式会社ワンダーウォールを設立。アジアはもとより、ヨーロッパ、北米、中東などで国際的にプロジェクトを手がけている。2011年より武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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