出版社内容情報
挫折のたびによみがえるフィンランドの強さとは?
フィンランドと日本、それぞれの国を代表する若手社会学者である著者2人が、
高福祉、高教育の「理想の国」フィンランドで現地取材を敢行!
フィンランドの学者たちの論文も読みながら、“折れない国家”の秘密を探る社会文化論。
はじめに
フィンランドは、何度でも立ち上がる 古市憲寿
正解のない時代にフィンランドの社会を「近距離」から考える意味 トゥーッカ・トイボネ
第1 章「森と湖の国」フィンランド
論文1 幻想的な国の土地と民族と自然
論文2 フィンランド人は幸せか
論文3 男女平等の真実
「まとめ」
第2章 フィンランドの教育は本当に素晴らしいのか
論文4 教育大国で鳴り響く不協和音
論文5 「友達」が少ない子ども、自殺する若者たち
「まとめ」
第3章 幸福なフィンランドの若者たち
論文6 「落ちこぼれ」や「ニート」たち
論文7 若者たちは幸福か
「まとめ」
第4章 「起業大国」フィンランド
論文8 ヘルシンキの春
論文9 「創造性」のパラドックス
論文10 日本とフィンランドにおける創造性とイノベーション
論文11 信仰としての「イノベーション」
「まとめ」
最終章 これからもフィンランドは復活し続けるか
トゥーッカ・トイボネン/古市憲寿
【著者紹介】
1979年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。2009年にオックスフォード大学博士号取得(社会政策学)。東京大学、京都大学、慶応大学、GLOCOM (国際大学)などを経て、現在はロンドン大学SOASにて経営学准教授を務める。経済を「アップデート」しようとするデジタル社会起業家やイノベーション・ラボなどを研究中。専門分野は組織社会学。著書に『若者問題の社会学』(明石書店)などがある。最新情報はHP(www.tuukkatoivonen.org)やTwitter(@tuukkatoivonen)を参照。
内容説明
挫折のたびによみがえるフィンランドの強さとは?フィンランドと日本、それぞれの国を代表する若手社会学者である著者2人が、高福祉、高教育の「理想の国」フィンランドで現地人材を敢行!フィンランドの学者たちの論文をもとに、“折れない国家”の秘密を探る社会文化論。
目次
第1章 「森と湖の国」フィンランド(幻想的な国の土地と民族と自然;フィンランド人は幸せか;男女平等の真実)
第2章 フィンランドの教育は本当に素晴らしいのか(教育大国で鳴り響く不協和音;「友達」が少ない子ども、自殺する若者たち)
第3章 幸福なフィンランドの若者たち(「落ちこぼれ」や「ニート」たち;若者たちは幸福か)
第4章 「起業大国」フィンランド(ヘルシンキの春;「創造性」のパラドックス;日本とフィンランドにおける創造性とイノベーション;信仰としての「イノベーション」)
最終章 これからもフィンランドは復活し続けるか
著者等紹介
古市憲寿[フルイチノリトシ] [Toivonen,Tuukka]
1985年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所初席所員。「経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣官房「クールジャパン推進会議」委員などを務める。日本学術振興会「育志賞」受賞
トイボネン,トゥーッカ[トイボネン,トゥーッカ]
1979年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。2009年にオックスフォード大学博士号取得(社会政策学)。東京大学、京都大学、慶應義塾大学、GLOCOM(国際大学)などを経て、現在はロンドン大学SOASにて経営学准教授を務める。専門分野は組織社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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