幻想神空海

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幻想神空海

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838726738
  • NDC分類 188.52
  • Cコード C0095

出版社内容情報

空海関連作家の第一人者である夢枕獏による、自らの原点空海についての語りおろし。
従来の空海関連書籍にはない、新たなる空海の魅力が楽しめる一冊。

空海関連作家の第一人者である夢枕獏による、自らの原点空海についての語りおろし。夢枕獏が何故空海に憧れたのか、その魅力、高野山の謎、真言密教の教えなど、尽きることのない空海への幻想を語る。さらに著者初の長編小説『魔獣狩り』誕生秘話、何故伝奇小説を書きたいと思ったかなど、自らの様々なエピソードも披露。第二部は、高野山真言宗般若院の宮崎信也住職と「空海とは何者か?」をテーマにトークバトルを繰り広げる。
従来の空海関連書籍にはない、新たなる空海の魅力が楽しめる一冊。

敵を作らない、すべてを飲み込む、破壊しない、最強の僧空海の思考が世界を救う!

第一部 第一章 空海との出会い
第二章 空海と最澄
第三章 空海の戦略
第四章 密教の危険な解釈
第五章 空海ロジック
第二部 夢枕獏×宮崎信也対談 空海とは何者か?

第一部 第一章 空海との出会い
    第二章 空海と最澄
    第三章 空海の戦略
    第四章 密教の危険な解釈
    第五章 空海ロジック
第二部 夢枕獏×宮崎信也対談 空海とは何者か?
    空海とは何者か?

【著者紹介】
作家、1951年1月1日、神奈川県生まれ。 東海大学文学部日本文学科卒。
1977年に作家デビュー。 以後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。
漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画 岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画 谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞。 映画化された作品に『陰陽師』『陰陽師2』『大帝の剣』『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(2015年公開予定)などがある。

内容説明

空海の魅力、高野山の謎、真言密教の教え。空海への幻想は尽きることがない…。敵を作らない、すべてを飲み込む、破壊しない。最強の僧、空海の思考が世界を救う!!

目次

第1部(空海との出会い;空海と最澄;空海の戦略;密教の危険な解釈 ほか)
第2部 夢枕獏×宮崎信也対談 空海とは何者か?(空海がもたらしたもの;空海の著作;南無…;地・水・火・風・空 ほか)

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
作家、1951年1月1日、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒。1977年に作家デビュー。1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画 岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画 谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごく

24
空海小説を描くために得た著者の知識に加え真言宗住職との対談…魅力的。高野山には縄文と八百万の神々が息づき人間の業をも肯定する危険を孕む寛容な密教に儒・道・仏教で補完した完成度の高い教え。空海の知と力は真言と呼ぶように言葉や字体にも内包。日本で初めて個と宇宙の繋がりを説いた姿は賢治、熊楠に似ていると。なんとなく万能知識人ダ・ヴィンチを彷彿。前半の空海絡みの多様な情報に後半の対談は一般人では聞けない貴重な語り。今を反映しているが出版は2014年…何年こんな状況下なんだ⁉濃縮ジュースのような楽しく濃い1冊でした2023/01/30

アン・シャーリーこと寺

24
夢枕獏の語りおろし空海論&宮崎信也(徳島の真言宗の住職)との対談。対談は観念的な部分が多く、結構斜め読みした(笑)。私には、夢枕獏にとっての空海とは武田鉄矢にとっての坂本龍馬、ピース又吉にとっての太宰治みたいなものだとしか思えない。この本も要するに武田鉄矢の『私塾・坂本竜馬』(小学館)みたいなものだ。空海のイメージに怪物的なボリュームを見ているのだろうが、私には空海のキャラクターの凄さというのがいまいちピンと来ない。宮澤賢治しかり。親鸞や道元の方がピンと来る。神秘的なものに惹かれる人向けである。2014/08/07

紅香

23
空海の捉え方が『沙門空海〜』のまんまでとても好ましい方だと思いました。夢枕獏さんも十分、空海成分入ってます😊宮崎信也さんの対談で宮崎さんが言う『空海は1つの真理だけじゃ絶対に人は幸せにならない。この世界が間違ってると思わずに、自分の力をプラスにすることによって、この世の中の人に恩を返すって言う発想』という空海像が特に印象的でした。高野山で今でもなお、生きている空海を目の当たりにしたような対談でした。難しいことは分からないですが、『空海、大好き。それでいい』という貘さんに賛成。これからも付いて行きます!2019/05/29

ロマンチッカーnao

23
めっちゃ面白い。空海本は数多くあれど、司馬遼太郎さんの『空海の風景』以来の面白さでした。特に後半の宮崎信也さんとの対談はほんまに面白い。読み終わった瞬間に対談部分だけ2度目読みました。宮沢賢治さんを題材にしながら空海を語る部分と現代の資本主義に空海ならどう対応するのか。 空海の偉大さをこの本によって再確認できました。空海が好きな人、お遍路さんに興味のある人、高野山に行きたい人。全員に読んでほしい一冊です。2016/11/08

ぐうぐう

15
空海は、夢枕獏の小説において(もしくは、書くという行為において)、とても大きな存在であることは間違いない。それは、彼の出世作『サイコダイバー』シリーズの頃から変らぬ主題としてある。本書は、空海を様々な角度から語ったパートと、宮崎信也との対談で構成されている。宮崎信也という名前に覚えがあると思いつつ読み進めていくと、1989年刊行の『ブッダの方舟』に、その対談相手として登場していた人物であることに気付かされる。そう考えると本書は、『ブッダの方舟』の25年ぶりの続編とも言える。(つづく)2014/07/19

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