ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間

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  • サイズ B6判/ページ数 149p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838725472
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

“わずらわしく思われても、遠慮しないで一人一人に話しかけ、関わって縁を作っていくことだ” アメリカ在住50年、芥川賞作家が送る、古くて新しい友達の作り方。

“わずらわしく思われても、遠慮しないで一人一人に話しかけ、関わって縁を作っていくことだ”
アメリカ在住50年、芥川賞作家が送る、古くて新しい友達の作り方。

障がいを持つ息子の先生だったアデル、
迫害を逃れポーランドからカザフスタン、イスラエル、中米そしてアメリカに渡ったスポラ、
シェイクスピアを読めとうるさいソフィア、
核実験場での恐ろしい体験を長い間胸にしまっていたジム、
100歳の誕生会を自分で主催したモーリ、
コンピューターのプログラマーをしながら反核運動をするロバート……
著者がロサンゼルスのダンス教室で出会った、愛すべき普通の人たちの普通でない人生とは。

内容説明

障がいを持つ息子の先生だったアデル、迫害を逃れポーランドからカザフスタン、イスラエル、中米そしてアメリカに渡ったスポラ、シェイクスピアを読めとうるさいソフィア、核実験場での恐ろしい体験を長い間胸にしまっていたジム、100歳の誕生会を自分で主催したモーリ、コンピューターのプログラマーをしながら反核運動をするロバート…著者がロサンゼルスのダンス教室で出会った、愛すべき普通の人たちの普通でない人生とは。

目次

私のダンス遍歴
ベバリーのクラス
一生誠実な校長のローイス
アメリカでのベストフレンド、アデル
ソフィア、小姑の再来
モーリの百歳の誕生日
ジムと核実験
老いらくの恋
これぞ「さまよえるユダヤ人」、スポラ
身も心も美しいリンダ
クリスティーンのこと
彷徨えるダンサー、ラリー
八転び九起きのフラン
人工衛星を造っていたアーレット
平和主義のダンサー、ロバート

著者等紹介

米谷ふみ子[コメタニフミコ]
1930年大阪市生まれ。大阪女子大学(現在の大阪府立大学)国文学科卒業。二科展に油絵で3年連続入選、関西女流美術の賞を受ける。1960年米国ニューハンプシャー州のマックドウェル・コロニー(芸術家村)からフェローシップを受け渡米。そこで作家、ジョシュ・グリーンフェルドと出会い結婚、2児の母となる。現在はロサンゼルス近郊、パシフィック・パリセイズ在住。1985年『遠来の客』で文学界新人賞、『過越しの祭』で新潮新人賞、第94回芥川賞、1998年『ファミリー・ビジネス』で女流文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。