東京スカイツリー―天空に賭けた男たちの情熱

電子版価格
¥1,152
  • 電書あり

東京スカイツリー―天空に賭けた男たちの情熱

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838724864
  • NDC分類 526.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

東京スカイツリーのできた理由から、設計そして、完成にいたるまでを時系列で、克明に追ったドキュメント本。
のべ58万人の技術者と職人が挑んだ熱きドラマ。この本を読めば、「すべてがいままでになかった」ことを実現させた男たちの熱い情熱と、日本の技術が世界最高であることを具体的に認識できる。

東京スカイツリーのできた理由から、設計そして、完成にいたるまでを時系列で、克明に追ったドキュメント本。
のべ58万人の技術者と職人が挑んだ熱きドラマ。狭い面積に634メートルものタワーを造る。しかも地震や台風にもびくともしない、日本のシンボルになるような美しいタワーを。この本を読めば、「すべてがいままでになかった」ことを実現させた男たちの熱い情熱と、日本の技術が世界最高であることを認識できる。しかも科学的な難しい話を中学生でもわかるように、わかりやすく、ていねいに書いてあるので、類書より深く理解できる。

第1章・東京スカイツリーが作られたそもそもの理由
第2章・設計ー未知の領域への挑戦
第3章・建設準備ー全国19ヵ所の工場で鉄骨を製作
第4章・建設開始ー高さ634メートルへの挑戦が始まる
第5章・300メートル超え―未知の領域へ突入

【著者紹介】
山田久美(やまだ・くみ)
科学技術ジャーナリスト。技術経営修士。専門分野は「科学技術」と「技術経営」。早稲田大学教育学部理学科数学専修卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)システム開発部に入行し、システムエンジニアとして従事。その後、現職に転身。かたわら、2005年3月、東京理科大学専門職大学院イノベーション研究科技術経営専攻を修了し、技術経営修士取得。理工系を中心に、これまで取材した大学教授や研究者は300名以上に及ぶ。近著に『45分でわかる! 明るい未来が見えてくる!最先端科学技術15。』(マガジンハウス)などがある。日経ビジネスオンライン(http://business.nikkeibp.co.jp/)にてエコ、エネルギー関連の研究内容を紹介する「日本キラピカ大作戦」を連載中。


内容説明

のべ58万人の技術者や職人が挑んだ前人未到634mの知られざる熱きドラマ!設計から完成までの苦闘の軌跡がよくわかる決定本。

目次

第1章 東京スカイツリーが作られたそもそもの理由(東京スカイツリーはなぜ必要だったのか;東京スカイツリーの主な構造 ほか)
第2章 設計 未知の領域への挑戦(地下3キロメートルまでの地盤を緻密に調査;気球で600メートル上空の風を調査 ほか)
第3章 建設準備全国19カ所の工場で鉄骨を製作(建設手順は「下から上へ」ではなく「外側から内側へ」;高強度で溶接にも向く鋼材の開発から ほか)
第4章 建設開始高さ634メートルへの挑戦が始まる(地下50メートルに節つきの根を下ろす;低層棟を先に建設することで敷地の狭さを克服 ほか)
第5章 300メートル超え未知の領域へ突入(2010年3月、遂に東京タワー超え;超高所で活躍するタワークレーン ほか)

著者等紹介

山田久美[ヤマダクミ]
科学技術ジャーナリスト。技術経営修士。専門分野は「科学技術」と「技術経営」。早稲田大学教育学部理学科数学専修卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)システム開発部に入行し、システムエンジニアとして従事。その後、現職に転身。かたわら、2005年3月、東京理科大学専門職大学院イノベーション研究科技術経営専攻を修了し、技術経営修士取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

3
ゲイン塔という名の電波塔(23ページ)。これが建築の動機だとのこと。断面図を見ると、昔、『週刊少年ジャンプ』にあった「よろしくメカドック」というマンガにロータリーエンジンがあったが、それに似ている断面図があってそのデザインの類似性にクルマのテクノロジーとも無縁でないのだろう、と素人ながら直感した(29ページ)。六角形は評者のクルマの通風口にあり、ハチの巣の設計は頑丈ということだ。強さとしなやかさの両立。菱川師宣「見返り美人図」のデザインも捨て難かった模様(78ページ)。水素爆発の時のツリーは? とも思う。2012/12/16

ペコ

0
構造や建設に門外漢だか、プロジェクトX的な感覚で読んでみたら興味深い。2013/08/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5465436
  • ご注意事項