アウン・サン・スー・チーはミャンマーを救えるか?

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アウン・サン・スー・チーはミャンマーを救えるか?

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838724550
  • NDC分類 302.238
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アウン・サン・スー・チーは、本当に「現代のジャンヌ・ダルク」なのか?
自他共に認めるミャンマー通が鋭く切り込む、今世紀最大にして最後のビジネスチャンスの国、ミャンマーの誰も知らなかった衝撃の真実!

ミャンマーという国をあなたはどれだけ知っていますか? 
以下のうち、正しいと思う項目を選びなさい。

□ミャンマーの軍事政権は政権の座をゆずりたくないので、憲法制定を遅らせてきた。
□ミャンマーのGDPは低すぎて話にならない。
□アウン・サン・スー・チー女史は大多数の国民から全幅の信頼を得ており、彼女にミャンマーの将来を託すのが最善である。
□ミャンマー人は戦争中の日本軍による占領統治の経験から、日本と日本人が大嫌いである。
□ミャンマーにはビルマ族のほかに多くの少数民族がいるが、王国の時代から各民族は仲良く過ごしてきた。

答えはすべて、本書にあります!

第一章 ウソで固めたミャンマー報道! なぜ日本のマスメディアは真実を伝えないのか?
第二章 アウン・サン・スー・チーはミャンマーを本当に救えるのか?
第三章 ミャンマーは歴史上、欧米よりはるかに自由と平等の国だった!
第四章 二一世紀最大のビジネスチャンス到来! ミャンマーに進出する日本企業の落とし穴!
第五章 ミャンマーに、いま、日本と日本人ができることすべきこと

【著者紹介】
1937年生まれ。本籍は佐賀県だが、少年期に鎌倉に移り住んでからは、鎌倉市長谷に在住。1960年、東京大学卒業後、外務省に入省。本省では経済局、アジア局、調査部、情報文化局、海外ではフランス、南ベトナム、イタリア、インドネシア各大使館勤務を経て、1981年以降はユネスコ常駐代表(パリ)、駐マダガスカル特命全権大使、駐トルコ特命全権大使、駐ミャンマー特命全権大使などを歴任。1998年に外務省退官後、東芝顧問、慶応義塾大学非常勤講師(東洋史)などを経て、現在NPO法人アジア母子福祉協会(AMCWA)理事長、その他の団体の役員を務める。主な著書に『マダガスカル――アフリカに一番近いアジアの国』、『トルコが見えてくる』(共にサイマル出版会)、『ミャンマーの実像』、『<思いこみ>の世界史』、『敗戦への三つの<思いこみ>』(以上、勁草書房)、『腑抜けになったか日本人』(文芸社)、『歴史物語ミャンマー――独立自尊の意気盛んな自由で平等の国』(カナリア書房)などがある。

内容説明

アウン・サン・スー・チーは、本当に「現代のジャンヌ・ダルク」なのか?自他共に認めるミャンマー通が鋭く切り込む、今世紀最大のビジネスチャンスの国、ミャンマーの誰も知らなかった真実。

目次

第1章 ウソで固めたミャンマー報道!なぜ日本のマスメディアは真実を伝えないのか?
第2章 アウン・サン・スー・チーはミャンマーを本当に救えるのか?
第3章 ミャンマーは歴史上、欧米よりはるかに自由と平等の国だった!
第4章 二一世紀最大のビジネスチャンス到来!ミャンマーに進出する日本企業の落とし穴!
第5章 ミャンマーに、いま、日本と日本人ができることすべきこと

著者等紹介

山口洋一[ヤマグチヨウイチ]
1937年生まれ。本籍は佐賀県。1960年、東京大学卒業後、外務省に入省。本省では経済局、アジア局、調査部、情報文化局、海外ではフランス、南ベトナム、イタリア、インドネシア各大使館勤務を経て、1981年以降はユネスコ常駐代表(パリ)、駐マダガスカル特命全権大使、駐トルコ特命全権大使、駐ミャンマー特命全権大使などを歴任。1998年に外務省退官後、東芝顧問、慶応義塾大学非常勤講師(東洋史)などを経て、現在NPO法人アジア母子福祉協会(AMCWA)理事長、その他の団体の役員を務める

寺井融[テライトオル]
1947年北海道生まれ。中央大学卒業、日本大学大学院博士前期課程修了。1971年、民社党本部に入り、月刊誌編集部長、広報局次長、総務委員会事務統括、新進党広報企画委員会事務局長、西村真悟衆院議員政策秘書、産経新聞東京本社記者などを経て、現在、NPO法人アジア母子福祉協会(AMCWA)常務理事、内外ニュース社『世界と日本』編集長、尚美学園大学非常勤講師、公益財団法人富士社会教育センター政治専科・労働専科客員研究員、政策研究フォーラム『改革者』編集委員、ロングステイ財団政策審議委員・広報委員などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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エリナ松岡

4
何となく読む進めて行くにつれて、飲み屋でおじさん達の愚痴を聞いている気分になりましたが、読み終えてみて、実際に現地で感じたりする空気の流れはこういうざっくばらんな感じの方が伝わりやすいとも感じました。経済制裁解除により近年注目が高いミャンマーの、国としての潜在力が大まかですが理解できたと思います。2016/10/11

luckyfortun

1
元ミャンマー大使とジャーナリストが描く「本当の」?ミャンマー。マスコミの報道する軍政下のミャンマーと、実際のミャンマーには、乖離があると言う。ミャンマーを愛する気持ちはわかるが、イマイチ実証に欠ける。更にアウン・サン・スーチーを西側マスコミが持ち上げすぎていると。確かに、今後の政権運営は未知数だとは思う。けれど「現場を見てきた」という経験だけでは、納得できない。もっと、第三者の目や、批判的な内容も扱って、自説の説得力を上げてほしかった。更に言えば、ヤンゴンでのデモ撮影時に軍の発砲により日本人カメラマンが亡2016/02/11

ひろつそ

1
仏教国が軍事政権体制をとりながら民主主義へとソフトランディングしていく良好な例の国がミャンマーなのかもしれない。自分はまたしても日本マスコミや米国に騙されたのか?なんか今まで伝わってきたことと全然違うぞ。それにしてもアウン・サンの娘、角栄の娘、朴正煕の娘と大物政治家の娘は下手したら祖国の足を引っ張るばかりのような気がする。歴史的に見て。2013/06/17

忠犬大吉

1
今までマスコミ報道等でつくられた、ミャンマーに対する認識が変わるかもしれません2012/09/28

Masa03

0
百聞は一見に敷かず。自分はミャンマーを訪れたことがないので、この本がどこまで本当かは判断がつかない。 だが、元ミャンマー大使の人物が書いている以上、トンデモ本でないことはわかる。あとは、この本を読んでミャンマーを訪れる人が判断すればいいと思う。 ただ、この本のタイトルに沿った印象を述べるなら、アウン・サン・スー・チー女史は、鳩山由紀夫と同じだと感じた。片や民政移管しか主張が聞こえてこない。片や…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2012/10/01

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