内容説明
なぜ、73歳がここまでカッコイイのか。50年のデザイナー人生集大成。
目次
第1章 青瓢箪―子ども時代、青年時代
第2章 青嵐―仕事の節目節目に
第3章 青草―写真家との出会い
第4章 青い花―触発された人々
第5章 青海原―クリエイション
第6章 青二才―私生活のアクセント
第7章 青天井―ビジネスで受け取ったもの
第8章 青の人―菊池武夫とは
第9章 青写真―今、未来
著者等紹介
菊池武夫[キクチタケオ]
1939年東京都千代田区に生まれる。1961年文化学院美術科卒業。1962年原のぶ子アカデミー卒業。1964年注文服の制作をスタート。コマーシャル用のコスチュームデザインやファッション写真の衣装制作を手掛ける。1970年パリでの海外生活などを経て友人と株式会社BIGI設立。1975年株式会社MEN’S BIGIを設立。1978年パリに株式会社MEN’S BIGIヨーロップを設立。同年パリにてコレクションを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nizimasu
2
BIGIのデザイナーだった菊池武夫さんも御年73だそうな。それでも本から溢れ出るエネルギーの塊は、理屈を超えて遊んで仕事した証だと思う。いわゆる自伝的な部分は前半だけ。自分のブランドや好きなもの経営観など、それぞれのセクションで個人の思いがはじける。とってもチャーミングな人で、またブランドのディレクターとして始動しているという。元気の出る本だ。2012/06/23
TAKAMI
0
菊池武夫氏の生涯を自らが語る。子供の時からイケイケだったんですなあ。服作りだけでなく、ジャズや映画、車、写真など、今ではイメージしにくいスノッブなカンジ。今にも普通に繋がる数十年前の話なのに、なんだかアクチュアルには感じられないところがある。しかしカッコいいねえ。2016/05/03
seminoles
0
BIGI時代からの歴史が知れてよかった。 40cartsは個人的にも好き。2012/10/26
Gaudi
0
かつてDCブランドブームという時代があって、毎週のようにビブレや倉敷駅前へ足を運んだものです。 貧乏学生にとって、MEN'S BIGIやモールラックはバーゲンでしか狙えませんでしたし、購入した洋服のタグは大切に保管するほどでした。 今やファストファッション全盛の時代。TAKEO KIKUCHI というブランド名にもノスタルジーが漂います。2023/06/11