感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺
68
私は近頃北海道を舞台にした純文学を毎日執筆している。古本屋の百円コーナーでこの漫画を見つけ、参考資料として購入。北海道出身の漫画家達が北海道ネタの短編を描いたアンソロジー。コミックエッセイもあれば創作もあり、なかなかバラエティに富んでいる。モンキー・パンチ先生に至っては漫画ではなく随筆である。基本的に雪と動物と農作物のネタが多い。私は行った事が無いが、行くと「むべなるかな」と思うんだろうな。楽しく読了した。このコミックふるさとシリーズ、福岡もあるみたいだが、是非とも我が広島県も作ってほしい。2015/04/04
fuzzsause@のど飴なめよ
19
北海道出身の漫画家さんが描く、地元ネタ満載の愛情たっぷりコミックです。安彦先生、いくえみ綾先生のホッコリするお話がとても良かった。キツネのマフラー実家にあったなーと思い出しました(流行ってはいませんでしたけど)。ローソク出せ懐かしいなぁ。2012/06/27
Squirrel
12
本屋さんで見かけてうっかり買ってしまいました。地元だしねぇ。掲載されている漫画家さんは知ってる方も知らない方もいましたが、大方楽しく読むことができました。好きな作品は「じゃがにまなびや」恵三郎、「思い出アレコレ」いくえみ綾。そして、巻末に道知事のメッセージもあってビックリでした。でも、個人的には北海道出身のあの漫画家さんが入っていなかったので残念。2012/06/21
剛腕伝説
8
北海道をふるさとに持つ、作家さん達のエッセイとストーリーコミック。荒川弘が読みたくて手にしたが、何と荒川さんのエッセイは1頁のみ。安彦良和の『箱馬橇』は味があってほのぼのとしてとても良かった。そう言えば幼い頃、大阪府箕面市で観光の馬車に乗った時に、老いた馬が辛そうに坂道を歩く姿に、イジメに荷担しているような気がして、2度と乗るまいと思った記憶が甦った。布浦翼の『大雪山の勇者モコハル』はエゾリスが見たナキウサギの悲しい一生の話。雄大で感動的で切ない。これだけで一冊の本にして貰いたいほどの、クオリティでした。2025/07/09
ぐっち
7
おおっ豪華~!と思って手に取ったものの、最初に読んだ荒川弘さんのエッセイが1Pでがっかり。なんか最後までがっかり感で終わってしまった。安彦良和さんの箱ぞりの話が一番よかったです。2012/06/16