内容説明
暮らしをいろどる、手づくり小物30。CasaBRUTUSのウェブで好評を博した留学日記。スウェーデンで生活しながら学んだ、あれこれをおすそわけ。
目次
夏の終わりから紅葉のころ(17.September エーランド島での生活スタート;18.September 夏の終わりのザリガニパーティー ほか)
ホワイト・クリスマスを迎えて(21.November シルクスクリーンプリント;26.November クロッキー週間 ほか)
ゆっくりとめざめる春(5.March ウールのフェルトをつくる;16.March リノカットプリント ほか)
かがやける夏、夏至のお祭りへ(22.May りんごでお花見;28.May 夏を迎えて小さなパーティー ほか)
著者等紹介
セキユリヲ[セキユリオ]
デザイナー。主宰する「サルビア」では、古きよき日本の伝統文化に学びながら、今の暮らしによりそうものづくりをすすめる。2009年夏より一年間スウェーデンに暮らし、北欧の織りや染色などを学ぶ。現在は東京・蔵前のアトリエでバンド織りのワークショップなどをひらいている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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emi
60
こんな留学、私もしたい。デザイナー・セキユリヲさんのスウェーデンの小さな手工芸学校の1年間に渡る留学記。この暮らしはまさに、幼少期大好きだったリアル「ペレのあたらしいふく」ではないか!と興奮して読了しました。この学校はスウェーデンの島にあって、田舎の風景がとっても素敵。小さい頃お絵かきで書いたような家が本当にあったり、羊と牛がたくさんいたりとのどかな環境で、自分たちの衣食住に関わるものを作るのだそう。リネンを収穫して糸紡ぎ、刺繍、織り、テキスタイル、木工、料理…2年で卒業なんてあっという間なんだろうな。2016/06/07
ぶんこ
53
北欧の手作り品を教える小さな学校に1年間留学していた著者。本当に小さな学校、小さな島でした。北欧では夜が長いので、色や光の少ない冬の日々を楽しむ様々な知恵が手作り品にも現れているようです。小学生高学年の頃スエーデン刺繍に凝った事を思い出しました。刺繍も織りも、素朴な暖かさを感じます。意外だったのは紙で作った紙皿やクリスマス・オーナメントの素晴らしさで、真似したくなりました。2016/10/14
ふう
28
スウェーデン、エーランド島の学校カペラゴーデンでの1年間の留学生活。ガーデニング、陶芸、木工、テキスタイルの4学科の5〜60人の生徒たちがそれぞれ関わり合いながら季節の移り変わりに合わせて創作、生活する素朴な優しさに満ちた本。ほっこりする。2022/09/18
yomineko@猫と共に生きる
12
北欧、というよりスゥエーデンの雑貨。素朴。織物をしたり、エコバッグにスタンプを押したり、とても楽しそう。織物一度やってみたいなぁ。2013/07/16
へしょたん
7
ざっくりした作り方が載っていました。旅行記と半々くらいかな。簡単に作れるものばかりだし、スウェーデン旅行記も楽しめました!2014/12/21