内容説明
ヒートショックプロテイン研究、マイルド加温療法の第一人者、バンダナ先生が教えてくれる週2回「体に熱を加える」新しい生き方と健康法。
目次
第1章 ヒートショックプロテインの正体。
第2章 加温すると起こる体にいいこと。
第3章 健康の万能薬、ヒートショックプロテイン。
第4章 「ヒートショックプロテイン入浴法」があなたの体を元気にする。
第5章 「ヒートショックプロテイン入浴法」の効果的な利用法。
第6章 運動でも増えるヒートショックプロテイン。
第7章 老いを元気に、健康にするヒートショックプロテイン。
第8章 癌治療とヒートショックプロテイン。
第9章 これからの医療とヒートショックプロテイン。
著者等紹介
伊藤要子[イトウヨウコ]
医学博士。愛知医科大学医学部泌尿器科准教授。1949年愛知県生まれ。名城大学薬学部薬学科卒業後、名古屋市立大学医学部にて医学博士学位取得。’85年~’86年人工心臓で世界的に有名なアメリカ「クリーブランド・クリニック」に留学。’95年日本ハイパーサーミア学会優秀論文賞受賞。日本ハイパーサーミア学会評議員・学会認定指導教育者、日本臨床生理学会評議員、日本血栓止血学会評議員、日本癌学会会員、日本放射線学会会員、日本泌尿器科学会会員、日本温泉気候物理医学会会員など多数の学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
7
友人が送ってくれた本。面倒臭がり屋の私でも、熱いお風呂に長めに入るだけなら出来そうだ。週2回、とにかくやってみよう。2016/02/13
ジュリ
3
温めるとヒートショックプロテインが増える。ヒートショックプロテインは、がん治療に使われていたり、疲れにくくしたり、低体温を改善したり、うつにもよかったり、たくさんいいことばかり。お風呂で温めるだけだから簡単。2016/11/07
Uzundk
3
HSPすごい、分子シャペロンすごい。それをストレートに日常の中に組み込めば良いのだろうかという苦心が見える。医学的処方としての加温治療を全ての人が使えるようにかみ砕いて届けたいという思いに溢れた本。 いろいろはしょると「体に備わった自己修復機能を高めるために、週に2度体温38℃を目標に入浴をする」(もちろん但し書きが幾つかある)事を説いている。個人的には如何に嘘にならないように、難しくなりすぎないように、でも信じて貰えるようにはどう書けば...というのが見えて心がほっこりする。伝えるのって難しい。2016/02/17
555
2
「体に熱を加えると健康になる」というのが本書の要諦.病気もけがもストレスも,すべて自分の体のタンパクが傷つけ,構造がおかしくする.そのようなタンパクを修復し,細胞を元気にするのがHSP(ヒートショックプロテイン)である.◆体を加温すれば,HSPは簡単に増やすことができる. 修復しきれなかった細胞は,いつか病気や癌になる.☆HSPを増やす効果的な入浴法として40℃20分.入浴前に300-500mlの水分補給,入浴後は汗を拭きとり,保温する.本の内容としては,読みづらくお勧めしない.2018/12/02
tmotsubo
2
予防にも治療にもHSPを増やすことは効果的…色んなストレスでHSPは増えるが熱が1番よい…42℃で10分、41℃で15分、40℃で20分の入浴で体温を38℃にあげてしばらく保温する…HSPは作られては消えるから週二回加温がよい…なるほどなるほどなるほどね!2016/02/03