内容説明
あのひとに、俳句で恋を伝えたい。
目次
第1章 俳句の詠み方(俳句の魅力;俳句の成り立ち;俳句のルール)
第2章 恋俳句を詠む(明治以降の恋俳句を味わう;戸田菜穂、恋俳句に挑む)
第3章 相聞恋俳句
戸田菜穂掲載俳句集
著者等紹介
戸田菜穂[トダナホ]
女優。1974年、広島県生まれ。’93年、NHKの連続テレビ小説「ええにょぼ」に主演し、人気を博す。現在まで数多くのドラマ、映画、舞台に出演し、存在感のある演技派女優として活躍中
大高翔[オオタカショウ]
俳人。1977年、徳島県生まれ。立教大卒。13歳より作句。執筆を中心に、講演やテレビ出演、校歌作詞など、幅広く活動。こどもたちや初心者への作句指導など、「言葉のたねを蒔く」活動をライフワークとし、海外でも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雛
9
戸田さん「才能あり」です。 恋情を海へ流せよ晩夏 送る日のせめて雨ならば蜩 半夏生死んだらもう逢えない 両方の父母に等しく雪の降る 春一番薬指にも告げてゆく 百年の窓より眺む星月夜2015/02/18
はるゆき
3
女性俳人の代表は「4T」と呼ばれている、ということを初めて知った。中村汀女、星野立子、橋本多佳子、三橋鷹女、かっこいい。紹介されていた中では橋本多佳子の「雪はげし抱かれて息のつまりしこと」、三橋鷹女の「鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし」が好き。2017/01/29
nawo
2
女流俳人大高さんと女優の戸田菜穂さんの対談集。結婚前の戸田さんに恋の句を詠んでもらおうとする主旨らしい。俳句の基本的なルールなんかにも触れてあって、再確認できたのは良かったけど、俳句自体は私の好みとは違いました。色んな表現があるなぁと、改めて感じた1冊。2018/03/24
なおぞーちゃん
2
戸田菜穂・大高翔「恋俳句レッスン 俳句は恋を育てる」(マガジンハウス)読了。恋愛ものの小説探しに行って、ピンとくるものがなく、見つけたのがこれ。大好きな戸田菜穂さんも俳句なさってたのですね。恋のうたは短歌のイメージだったけど、俳句もなかなかどうして!こういう素敵な句を詠みたい!2015/07/22
都人
1
60歳を過ぎたオジンには、この本は別世界だ。2011/06/18
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