内容説明
情報を集めるヒマがあったら、遊んでおけ!収集より経験、情報は向こうから来る、六本木でなく、北千住、100人のコピペより1人のイブ、東京のことは地方人に聞け、前じゃなく、後ろを見よ。他、本物のネタに出会う16の極意。
目次
第1章 情報を捨てる―あなたの身の回りには余計な情報が多すぎる。どんどん捨てよう。その先に本当に必要な情報がある。(収集より経験;情報は向こうから来る;本棚は国会図書館、マガジンラックは大宅壮一文庫)
第2章 ラクして情報―情報を集めるにしても、時間がないからラクに効率よく集めたい。その方法を伝授する。(新聞はラク;最初が肝心;定点観測;塵も積もれば;人間図書館)
第3章 情報を間違えない―いざ情報を集めるにしても、ピント外れでは時間のムダ。本当に必要な情報かを見極めるには?(六本木でなく、北千住;100人のコピペより1人のイブ;百聞は一見にしかず;東京のことは地方人に聞け)
第4章 情報の天才―この世には“情報の天才”がいる。彼らのテクニックを盗んで活用しよう。(ダイヤの原石;前じゃなく、後ろを見よ;メモのコツ;後藤新平に学ぶ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
22
情報は必ずしも最先端が優れているとは限らない。真に役に立つ情報は世の"平均的情報" である。また何か新しいことを始めたい時、わざわざ最新の情報にアンテナを張り巡らす必要はない。先人たちの優れた作品を掘り起こせばいい。オマージュから、新たな文化が生み出されることは、多々あるのだからφ(..)2016/05/02
kinkin
10
情報を集めろ、いや集めるな、集め方はこうだ、ああだ。この手の本には振り回されないようにしたいものだ。2013/06/21
RingWondeRing
2
ある時ネットは無料の範囲でしか情報が無いと気づき本を読むようにしたら視界が開けた。コピペより原典をあたるということでしょうか。これから後藤新平と白洲次郎の本をあたってみたい。ビジネス書に多いですがAmazonの書評で親切に「これを読んだ方は是非、原典のこの本を読んでみてください」と書いてくれてたりする。そしたら、その原典の方を先に読むとホントすっきりした言葉でわかりやすく物事が述べられてたりする。というわけで、この本を読んだ方は是非、梅棹忠夫の「知的生産の技術」も読んでみてください。面白いですよ!2012/11/16
Humbaba
2
情報をいくら集めたところで,うまく活用できなければなんの価値もない.そして,現代は情報に溢れていることからなかなか有効活用することは難しい.図書館よりも質問が出来る人を増やす方が新しくて価値のある情報を手にいれるのに役に立つ.2010/06/06
読書国の仮住まい
1
現代は情報化社会。 その洪水から身を守るためには捨ててしまう。 そうして最後まで残ったものを活用しよう。 収集より経験。 情報は向こうから来る。 新聞はラク。 最初が肝心。 定点観測。 塵も積もれば。 人間図書館。 六本木でなく北千住。 100人より1人のイブ。 百聞は一見にしかず。 東京のことは地方人に聞け。 ダイヤの原石。 前じゃなく後ろを見よ。 メモのコツ。 後藤新平に学ぶ。 ただ漫然と集めるのではなく、目的を持つこと。 国会図書館と大宅壮一文庫を利用しようって、日本人のほとんどは利用できません…。2021/01/21