内容説明
小さくて痩せっぽちで運動音痴の高校生と年中サンタクロースの服を着ている変なオトコ。ある日、人生どん底状態の二人が出会い一緒に大きな夢を追い始めた。二人を支えるのはアスリートたちの言葉で…。泣けて笑えて元気も湧いてくる、まったく新しい物語の誕生。
著者等紹介
田中渉[タナカワタル]
1967年3月20日、長野県上田市生まれ。自身もランナーとして過去4回ホノルルマラソンを完走し、自己ベストは3時間34分。「松久淳+田中渉」名による小説『天国の本屋』がシリーズ累計100万部を超えるベストセラーとなり、2004年には『天国の本屋 恋火』が映画化され、全国で公開される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
2
走り始めて2年目。現在,スランプ中。そんな私にぴったりの本でした。数ある名言の中で今の私にジャストフィットした言葉は「どんなときも、『せっかく』と思えばいいんだよ。せっかく故障したんだから、いましかできないことをしよう。せっかく神さまが休めと言ってくれているんだから、しっかり休もう」ー小出義雄ー走りたいけど今は我慢の時なんだなぁ。2013/10/16
koi
2
友人に薦められ読了。啓蒙書としては良かったのかな。物語としてはちょっと。でも頑張る形は人それぞれなんだなあ、と。2011/05/05
banchi
2
設定がいまいち馴染めなかったんですが読みやすい文章とわかりやすいストーリー。 歴代のマラソンランナーの名言を通して前向きにポジティブに生きていくことを教えてくれる自己啓発本になっています。 フィクションよりも実際の言葉の重みが心に残りました。2009/04/28
sakajin
1
「風邪をひかずに、風になれ」 これが最高の格言だと思った。 2012/02/08
青い帽子
1
ランナーの言葉に励まされて生きることを選択する、誰かの言葉で誰かが救われる。例え小説の中であってもすごく素敵なことだ。2010/03/03