内容説明
昭和二十五年以来、雨の日も風の日も太鼓を叩き続けたくいだおれ太郎。彼は単なる機械仕掛けの人形か?それとも団塊世代の象徴なのか?退職後の悠々年金人生から一転し、再就職オファー殺到の太郎。そんな太郎本人が本書だけに、波乱万丈の人生と現在の胸中を語った。
目次
くいだおれ太郎のつぶやき
くいだおれ太郎のフォトアルバム
『大阪名物くいだおれ』就職
『くいだおれ』と道頓堀繁盛記
不況の時代を生き抜く知恵
わて泳げまへんねん
オーストラリア、ロスへ
太郎の楽しい仲間たち
『くいだおれ』閉店騒動
オファー殺到!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さち
1
太郎は大阪府民のみならず、日本中、いや、世界中に愛されていたんだなぁと思った。歴史を振り返ると彼にも歴史があって、引退はやっぱり寂しいなと思った。履歴書がリアル(笑2011/11/25
taeko
0
薄いけど結構いい本。2011/07/04
銀木犀
0
くいだおれ太郎の本物を見たことがないが、写真を見たらけっこう深いいい顔をしてらっしゃる。機会があったら太鼓を叩いているところをぜひ見てみたい。しかし、巻末のエッセイの食い逃げの話はいいのか。2010/04/23
chiro
0
太郎、ゴメン。ワタシも、君を見るだけで食事しなかった人間だよ。2008/12/30