内容説明
別れた恋人へ、かけがえのない両親へ、最愛の娘へ、愛しいペットへ、手紙ならではの温もりを感じさせてくれるとっておきの書簡集。
目次
「遥かな人へ」(林真理子)
「あの日の君へ」(イ・ビョンホン)
「拝啓麻里様」(中谷美紀)
「シャンティー君足下」(町田康)
「のんちゃんへ」(北川悦吏子)
「ブロンディとクリスさんへ」(ほしよりこ)
「お爺ちゃんの僕へ」(劇団ひとり)
「小雨さま」(小泉今日子)
「母へ~母へのラブレター~」(大塚愛)
「日本一ダメな主婦、ミーへ」(鈴木おさむ)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
波多野七月
9
拝啓、愛しき人へ。かつて愛した誰かへ、ずっとそばにいてくれる大事な友人へ。大切な一匹の猫へ、ともに生きてくれる人生のパートナーへ。林真理子、中谷美紀、町田康、劇団ひとり、秋元康をはじめ豪華メンバーがずらりと並ぶこの1冊。23人の著名人が手紙という形式でつづる、大切な思いがここにあります。ふだんはなかなか言葉にできなくても、手書きの文字でなら伝えられるかもしれない。ときには、ラブレターのように。ときには、誰かへの感謝の気持ちのように。大切な誰かに、手紙を書きたくなりました。2015/02/20
まゆ
4
林真理子がだいっきらいなのでとばした。林真理子が嫌いなのか、林真理子の話ばかりする、大学のときの先生が嫌いだっただけなのか、もはやわからないけど、読みたくないの。2016/02/02
ひとみ
2
鈴木おさむ氏夫婦と、倉田真由美先生の手紙が良かったです。堀北真希さんの作家の先生へ宛てた手紙も。他にも死んだお父さんとか、ペットの猫への手紙もありました。みんな心に大切な人、ヒーローがいるのかも。手紙って口では言えないことも書けるのでいいですね。2016/02/08
chi
1
真っ先に思い浮かぶ愛しき人を思い出しながら読み進めました。手紙を書きたいと思える最愛の方がいることに幸せを感じられました。2019/11/21
ゆ
1
23人の著名人の書く、プライベートな内容満載の手紙。 それぞれ個性が垣間見えて面白かった。ある人は友人に、ある人は自分の息子に宛てて書かれた手紙には、人はもちろん違うし書いた人の人間性が出ていたりもするが、どの手紙もあたたかくて相手を本当に大切にしているんだなぁと感じた。 自分もそんな思いを持ってあたたかい気持ちで人とと常に接するようにしたいと思う。2018/09/11