内容説明
女子大生にして美人剣士メグルの大活劇。謎の剣術、見えない敵、鍵を握る人間の死…。現代京都を舞台に、圧倒的な筆致で描く、超絶エンタテインメント・ミステリー。
著者等紹介
松宮宏[マツミヤヒロシ]
大阪生まれ。大阪市立大学文学部卒業。アパレル事業における空間開発ディレクター。藤沢周平や五味康祐の時代描写に心をうたれ、小説の世界へ飛び込む。『こいわらい』が小説デビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫綺
69
nonたん、ナックさん、オススメ本。こちらの単行本で読了。時代劇と思いきや、京都が舞台の現代剣術もの。深いことは気にすまい、面白ければ、スカッとすれば、いいじゃないか。ついついのめり込むハチャメチャエンターテインメント。装丁画もお気に入り~♪2013/06/19
nabeko
2
謎の棒を武器に女子大生の和邇メグルが用心棒としてヤクザと戦ったり、和邇家に伝わる秘剣を解き明かしていく物語。両親と西陣の家を失い幼い弟を連れ町屋に移り住んだメグルの質素な暮らしが武士のようで好ましかった。ちくわが美味しそう!メグルの雇い主の田上や秘書の山本さん、謎の人物川又やメグルの同級生の五郎など、それぞれキャラが良い。田上さんが憎めなくて可愛かった!本文の一文一文が短くて最初違和感あったが慣れると読みやすい。大変な運命に巻き込まれている割にメグルの心理描写が少なく、ケロっとしていて漫画のような話。2013/02/26
APOM
1
ライトノベル系。マンガのようなお話。2007/10/15
ちょん
1
面白かった~。?マークでいっぱいの題名に「濃い笑い?」「来い、笑い?」など予備知識ゼロで挑んで大正解。まさか あんな意味だとは。。。登場人物全員が愛すべき人物。みんなかわいい。人間としての器の大きさを感じられた。2011/07/14
oko1977
1
デビュー作。独特な関西の漫才風なノリで秘剣こいわらいを習得するまでを描いたファンタジー作品。京都の町並みで繰り広げられたチャンバラコメディ的作品。enaさんの装画が目に入り読もうと思いました。2009/03/26