内容説明
定住の地を求めて世界中をさまよう旅人が発見した世界にひとつしかない理想の街。自然と共生し、ロハスを実現しつつある街をリアルに描いたファンタジー・エッセイ。
目次
1章 並木道と石畳、そして木造ホテル
2章 農場つきレストラン
3章 小型水力発電とリニューアルされたタンカー
4章 ブティック四番街
5章 五番街の生命誌館
6章 エミリオゲイジから育林活動へ
7章 注文家具、ジュースバー、そしてレジ袋
8章 ハードな農・林・水産と癒しのアロマ
9章 副市長の悩みと十番街建設
10章 明けの明星
著者等紹介
稲本正[イナモトタダシ]
1945年、富山県生まれ。72年、長野県大町市近郊に山小屋を造り、工芸村構想を立てる。74年、オークヴィレッジを高山市内に創設。76年、清見村に工芸村としてのオークヴィレッジを建設。清見村に「森林たくみ塾」(91年)、「森の博物館」(95年)を開設。94年、『森の形森の仕事』(世界文化社)で毎日出版文化賞を受賞。「森の惑星」プロジェクトで世界の森林地帯を訪ねる。現在の役職はオークヴィレッジ代表、トヨタ白川郷自然學校校長、日本環境教育フォーラム常務理事、自然文化創造会議議員、ハンズ大賞審査委員など
稲本零[イナモトレイ]
アートディレクター、クリエイティブディレクター。1974年、東京生まれ。高校からヨーロッパに留学。その後、アメリカのミシガン大学で美術とコンピュータ・サイエンスを同時専攻。96年、タナカノリユキのもとで活動開始。97年からニューヨーク在住。現在、アメリカ、ヨーロッパを代表するデジタルエイジェンシーAKQAでグローバル・クリエイティブディレクターとして活動している。06年、日本人として初めてクリオ国際広告祭インターネット部門の審査委員長に選ばれる。カンヌ国際広告祭金賞、ロンドン国際広告祭グランプリ、ワンショウ広告祭金賞、クリオ国際広告祭金賞など世界的なレベルで受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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