名犬チロリ―セラピードッグが「奇跡」を起こす

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838714537
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

内容説明

セラピードッグは、弱った心と体をいやす犬。人間にいじめられた雑種チロリが、人間を救う感動の実話。10歳から。

目次

第1部 子どもたち、犬の母子を助ける(「オバケ小屋」での冒険;チロリに危険が迫る ほか)
第2部 セラピードッグになる訓練(大型犬ハスキーに勝つ;ガンの親友をいたわる ほか)
3 チロリが「奇跡」を起こす(犬の賢さに感動する子どもたち;不登校を乗り越えていく中学生、遠藤勇一君 ほか)
4 人と犬とが助けあって生きる(素顔のチロリはゴミ箱もお好き;つらい病気と闘う ほか)

著者等紹介

大木トオル[オオキトオル]
東京都日本橋人形町生まれ。76年渡米、ニューヨーク在住。日本人ブルースシンガーとして、初めてアメリカ永住権を取得。日米のブラックミュージックの架け橋となり、プロデューサーとしても、多くのアーティストを育てる。また、動物愛護家として日米の友好親善につくし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして、70年代より活動。現在日米の老人施設、障害者施設などでセラピードッグの普及に貢献。A.M.S.(アメリカンミュージックシステム)代表、国際セラピードッグ協会代表、ユナイテッドセラピージャパンinc代表を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小木ハム

13
これは泣きます。チロリは元々虐待を受け五匹の子犬と共に捨てられた野良犬で、足には障害もあった。保健所で殺処分される寸前に著者の大木さんに救われ、セラピードッグとして指導を受け、要介護者や鬱病患者、不登校児童を笑顔に変えていく。犬猫の殺処分数は年々減っており平成30年度はイヌ約8千、ネコ約3万(環境省)。それでも多い。ペットを飼いたいと思われている方は、是非ペットショップへ行く前に『里親募集』で検索してほしい。保健所の職員さんが本当に処分したいのは、犬猫ではなく無責任な飼い主の方じゃないだろうか。2020/02/26

あさみ

6
捨て犬だった雑種犬のチロリが、大木さんに引き取られ、セラピードッグとして活躍する実話。足に障害か残るほど虐待されていたらしいのに、セラピードッグになれる優しさを失わなかったチロリ。心のしなやかさを感じさせてくれるお話でした。2015/11/03

しぃたろ@記録の一部が消失:(

2
セラピードッグであるチロリのアイコンタクトが沢山の人間達に幸せと穏やかな気持ちを与えていく。かつて捨て犬だったチロリの瞳は如何にして変わっていったのだろうか。捨て犬とそれを救った人間という間柄から、信頼し合うパートナーへと変化していく様がとても感動的だった。2014/11/11

あゆみ

2
かっこいい勇敢なちろり*ほんまにわんちゃんって賢い!2012/02/20

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