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以上、現場からでした。

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838714322
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0095

内容説明

現場がすべて、人間がすべて。女・安藤優子、「見た!聞いた!伝えた!」20年の記録。

目次

だから現場―奥尻島震災
先天性命がけ症候群
明り窓の碑―田中角栄キャンペーン
イメルダの夢
謎の戦場ジャーナリスト・アラン
聞くということ―和歌山カレー事件と本庄保険金殺人事件
望郷―ロスの日系老人ホーム
権威の皮膜―クリントン大統領単独会見
エイズの内側と外側
丸腰日の丸隊―カンボジアとザイール
ワイドショー的同行記
グラウンド・ゼロのマキャベリ
北朝鮮の結婚談義
写真のなかの記憶―ベトナム戦争

著者等紹介

安藤優子[アンドウユウコ]
1958年(昭和33年)生まれ。交換留学生としてのアメリカ留学を経て、昭和54年上智大学外国語学部比較文化学科在学中(現:比較文化学部)からテレビ朝日の報道番組にキャスター及びリポーターとして、主にニュース取材に携わる。初めての報道番組、テレビ朝日系の「今、世界は」では“連帯”発足当時のポーランドを取材、フィリピンの米軍基地潜入ルポ、アメリカ日系一世の記録などの取材レポートを担当する。続く「TVスクープ」でも、ロッキード裁判に揺れる越山会を始めとする国内取材、また、民放連賞を受賞した「写真の中のベトナム戦争」(昭和60年)では、レポーターを担当。昭和61年5月には、テレビ朝日系「ニュースステーション」のフィリピン報道で、ギャラクシー賞個人奨励賞を受賞。フジテレビ系「スーパータイム」「ニュースJAPAN」を経て、平成12年4月から同系「スーパーニュース」(月~金16:59~19:00)のメインキャスターに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

20
ホワイトハウスへクリントン大統領を訪問した回と小泉首相の北朝鮮訪問に取材で訪朝した回が面白かった。しっかりしてそうだけど、可愛いところがありますね。2017/08/28

anken99

3
かなり長いこと積読本としてストックしていたのだが、読み始めたら、これがまた秀作。ニュースキャスター安藤優子さんがつづる14編の取材日記。とにもかくにも「現場」が大切で、そこにいるからこそ本物のニュースが得られるんだということがわかる。2003年の著作だけに、そこに収載されている取材日記も懐かしいものが多い。アキノやら、角さん、小泉首相に林真須美と。。。裏話的なものも多く、またもちろん取材者としての本質を問うかのような話もあって、ついつい引き込まれてしまうような面白さがあった。2021/01/19

Margate

2
「・・・もっと前に。一歩でもそこに近づきたい。一言でも聞きたい。何が起こっているのか。何を考えているのか。知りたい。ほんとうはどうなのか。どうなっているのか。知りたい。」 世界中の現場を飛び回っているアンドーさんの、正直な気持ちが満ち溢れている本だと思った。知的なのに淡々とはしていなくて、人間らしいレポートとその裏話がたくさん読めて良かった。色々な現場レポートの中には、実際にTVで見て覚えているものがいくつもある。平和な世の中は戻って来ないのかなあと、ふと思った。2004/01/04

どさんこ

1
自分の夫が銃殺されたときの写真をその妻に見せる、それが正しい判断だと信じる、それが果たして本当に正しいことだったのか、ジャーナリストのエゴではないか、という思いがいつまでも心に残っている。安藤優子自身もそう思っていたから、そのことを文章にしたのだろう。真実を伝えることの難しさが伝わってくるエピソードだ。自分には絶対にできない。2017/08/07

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