内容説明
全国5000万サラリーマンに贈るオヤジの散歩文学。懐かしい夕暮れ、昭和の自分に会いに行く。
著者等紹介
吉野信吾[ヨシノシンゴ]
1958年生まれ雑誌『POPEYE』の編集者を経て、商業施設や飲食店舗の設計、プロデュースをてがける。主にラテンアメリカのスタイルを得意とし、なかでもメキシコをモチーフにしたものが多い
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感想・レビュー
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ごまらーゆ
3
図書館でヤングアダルトコーナー(意味がよく分かりませんが多分中高生向けのコーナーです)でたまたま見つけた本です。いかにも昭和のサラリーマン風の表紙。不似合いな英語文も。読んでみると仕事が一段落ついた長谷川さんが会社を早退し多摩川沿いを海まで歩いて行くお話。私は土地として詳しくないのですが、地理よりも川べりの様子が普通に思い浮かぶ内容でした。作者は何を思いこれを書いたのかなあ、もしかしたら注釈がある事からも外国の人に昭和の生活を知らせたかったのかなぁと感じたちょっと不思議な本でした。2014/08/03