内容説明
皺だらけの老優が、幼い少女に見える不思議。そこに潜む歌舞伎の芸の本質とは…。最晩年の舞台写真を読み解くうちに、歌舞伎を楽しむコツがすんなりわかる究極の入門書。
目次
歌右衛門十八番(白拍子花子;八重垣姫;兵庫屋八ツ橋 ほか)
当り芸の数々(三浦屋揚巻;大口桜三千歳;本蔵女房戸無瀬 ほか)
舞台断章(寿曽我対面 大磯の虎;積恋雪関扉 黒染;日本振袖始 岩長姫 ほか)
著者等紹介
渡辺保[ワタナベタモツ]
1936年東京に生まれる。演劇評論家。淑徳大学教授
渡辺文雄[ワタナベフミオ]
1948年東京に生まれる。日本舞踊から歌舞伎舞踊、歌舞伎の世界へと進む。吉田千秋に師事する。月刊『演劇界』(演劇出版社)の舞台写真でもおなじみ。(社)日本写真家協会、日本芸術写真学会会員
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