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内容説明
楽したら、おしまいだ―身体ひとつで現場に生きる24時間営業俳優が初めて明かす撮影秘話。写真56点収録。
目次
居場所のなかった男、「肉練」積んで舞台に立つ
純情青年、結婚までの軌跡
すべてをかけた劇団の解散。再び行き場を失う
ピンクで映画の世界の入り口に立つ
一般映画へ。アドリブができる喜び
常温の凄味。北野武監督の現場
裸自慢の渋チャメ系
アドリブしまくる「爆弾男」
額にクギ、血まみれ顔でランチ
崔洋一監督作品で、走った、倒れた、死にかけた
テレビに出る時はテレビ俳優
俳優稼業は命懸け
ムードメーカーでいるつもりはないけれど
100万円に勝る1万円の使い方
死ぬ時は、サッカー場で
ひとりでは生きられない
レン・オオスギは何人いるのか
著者等紹介
大杉漣[オオスギレン]
俳優。1951年9月27日、徳島県小松島市生まれ。1974年から88年まで劇団・転形劇場に所属し、実験的な演劇を探求しながら海外の演劇祭に多数参加。78年より映画にも出演。88年の劇団解散後は映像を中心に活躍。役の大小にかかわらず、まさに神出鬼没、数多くの映画やドラマに出演している。多彩な人物を演じわけ、「カメレオン」「300の顔をもつ男」などと称される。素顔は渋くておチャメな、渋チャメ系。98年には北野武監督『HANA‐BI』・崔洋一監督『犬、走る/DOG RACE』で数々の映画賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
45
追悼大杉漣。図書館本。氏の自伝。飾らない人柄と真摯な仕事への姿勢が存分に現れている。愛するサッカーをしながら死ぬと言う夢は叶わなかったものの、最後まで現場で力を尽くしたその姿には感服する。★★★★☆2018/02/25
こすもす
13
大好きな俳優さんのひとり。読めば読むほど大杉さんの演じる事へのこだわりを感じるエピソード満載、でも、こだわりというよりも演じる事が楽しくて楽しくてたまらないという気持ちがビビビと伝わってきた1冊。2014/01/17
redlorry
1
フォーク歌手高田渡さんの息子さんの名前「漣」という響きに惹かれてつけた名前、安定や保守を続けることでは無く寄せては引いていくさざなみのように変わり続けて同じことをしない大杉さんは、一生現場に居てくれるだろう2014/07/20