内容説明
たった9坪の家、本気?本気です。それにしても…9坪。たかが9坪。されど―魅力いっぱい。9坪ハウス!正方形・9坪の家を建て、一家4人、住むことに決めた。そこで何が起こったか―。空前絶後。波瀾万丈。抱腹絶倒のドラマが展開!書き下ろしエッセイ。
目次
聞き捨てならぬ夫の自邸建築発言
いざ“柱展”会場へ
不純な動機から始まった家づくり
初めての不動産屋まわり
川と桜に魅せられた土地
ひょうたんからコマ
唖然呆然の土地契約
図面からは見えてこないもの
美しき前川国男邸
のんびりだらだらW邸〔ほか〕
著者等紹介
萩原百合[ハギワラユリ]
1962年東京生まれ。広島女学院大学英米文学科卒業。1984年単身上京、大日本印刷株式会社入社。主に企業カレンダーのプランニング、ディレクションを行う。1988年退社後、結婚。祖母の追悼本『糸つむぎ』制作がきっかけで、現在、各種書籍の編集、プロデュースを手掛けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
どのような家に住むのか。それには多くの要素が絡んでくる。無論最終的な判断を下すのは本人たちだが、同時に環境にも強く作用される部分でもある。例え良い土地であっても、自分がほしい時には他の人の所有物であるということもあり得る。だからこそ、縁あって底に住むおkとになれば、愛着は否が応にも強くなる。2014/01/16
rabbitrun
2
増沢洵の最小限住宅を復元した施主の手記。著者の夫も同じ家について本を書いており当然内容は重なる。どちらも面白く、甲乙つけがたい。2015/08/08
ひとまろ
0
これまた面白い家発見。 9坪の家なんて実験的で面白い。 スモールハウスのはしり的な存在ですね。 主は9坪ハウスに引っ越すため様々な持ち物の ダイエットをしたようだ。 テレビ、掃除機・・・・食器や家具なんかも。 こういうこじんまりとした住まいっていうのも 悪くはないんじゃないかな。 読んでいる途中で部屋の模様替えを致しました。 2013/01/21