世界朝食紀行

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 15X20cm
  • 商品コード 9784838712564
  • NDC分類 596.2
  • Cコード C0095

内容説明

朝食は、誰にとっても、一日のエネルギーの源だ。しかし、世界各国、実にさまざまな朝食がある。パンか御飯か麺か、それとも―そして、みな、それぞれに理由がある。カメラマン、料理研究家として世界中を彷徨した著者は、世界各国のホテルで、街の食堂で、あるいは砂漠のテントで、その国の朝食を食べた。そこで、何を感じたか―。本書は朝食紀行の決定版―朝食の世界は深い。

目次

どこへ行ったら朝食が食べられるのだろう―トルコ・バザール
骨と肉のエキスのスープ―トルコ・トラブソンの街
スークの中の朝食―モロッコ・ホテルと街で
砂漠民ノマドのハリラ―モロッコ・砂漠の中で
エリカばあさんのマルメラータ―イタリア・セグロ
冬。パリ。グラチネ。市場。朝食。―フランス・パリ
朝食はカフェで―オーストリア・ウィーン
ドイツの朝食はパンにあり―ドイツ・デュッセルドルフ
燻製ウナギの叩き売り口上―ドイツ・ハンブルグ
木洩れ日の下のオープンサンド―デンマーク・自然公園〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あるぱか

4
世界を旅するカメラマンさんがその国で食べた朝食や風景を紹介したレポです。現地の雰囲気が伝わってくる文書なので、旅行した気分になれます。アジア圏からヨーロッパまで様々ですが、個人的には東欧系に惹かれました。2018/09/10

Lily ※amazon不買運動中

3
羨ましい事この上ない。世界中に長期滞在して、食文化にゆっくり触れられるなんて。しかも、この均一化してしまった世界ではなく、何十年も前に。 文章はうまくないけど、普通に読み物として楽しい。若い頃に書いたオーストラリアの話が最も良かった。たった一人で、荒野でカンガルーの写真を撮る主人公がキャンピングカーに戻るとミルクが一缶置いてある。確かめて飲み干す。翌日、一台のバイクが地平線をやってくる。牧場の息子という青年が、ミルクを置いたのだという。ドラマ、飢餓感がある。2021/02/24

のぼる

2
自分だけでは絶対に知り得ない、世界の朝食がずらり。生活と密着した内容が興味深い。読み終えて思ったのは…食のパラダイス日本、ありがたや!!2011/11/14

ふくねこ

1
イギリスのベーコンエッグの朝食もおいしそうだけど、アジアの市場の自分で選んで食べる朝食をしてみたい。台湾のスイーツが流行っているけど、ご飯もおいしそうだからなあ。釣ったばかりの鱒をその場でジュッと焼くのも、おいしそうだった。よけいな情報を盛り込まず、純粋に朝食を追求するみたいな姿勢が読みやすかった。2019/09/26

ヤクーツクのハチコ

1
男の骨太な文章。パリやロンドンのお洒落なものから、秘境まで。イタリアの章を読んで、ジャムをたべたくなった2012/06/16

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