内容説明
TBS『神々の詩』で大反響!鼻がないとうハンディを乗り越えて、たくましく生きる…子象バハティとその家族の、愛と感動と奇跡の物語。
目次
第1章 家族の愛に包まれて(乾季の水場;出会い;「バハティ」とは「ラッキー」という意味;雨季明けの静寂の大地;象の行列 ほか)
第2章 ハンディを乗り越えて(自立;生き抜く;再会;子象とバハティ;バッファローを威嚇 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
11
「ああ、あの子か…」以前テレビで、その姿を観たことを思い出しました。象にとって何よりも大切な、鼻がない仔象バハティ。本書では、4年間の取材後、再び姿を見ることは出来なかったそうで、それでも現地の人から見かけたという情報もあり、過酷なサバンナを一生懸命に生き続けているのでしょう。2000年発行なので、さらにその後のバハティを知りたくて、検索してみましたが、やはり新たな情報はありません。しかし、勝手ながら、大きく成長したバハティが、今度は仔象を守りながら、大地を歩く姿が目に浮かびました…。2017/10/30