内容説明
北は青森から南は沖縄まで、教祖をたづねて3千里。著者が気の趣くままにチョイスした新宗教、その神々と教えを独断で論じた紹介、ルポルタージュ&エッセイ。著者の笑える宗教実体験と真面目な宗教論も収録。
目次
第1部 汝の隣人の素敵な神々
第2部 神も仏もあるものか~きわめて個人的な宗教論とオウム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
caniTSUYO
1
日本のインディーズ宗教団体を紹介する(意図せず、結果としてそうなってしまった)本書。伝統宗教の派生系やNPO的な団体、会社みたいな団体、ムー的なオカルト団体など扱っている宗教は多種多様。改めて人間の信心や創造力に感心させられる。元々ポパイでの連載ということもあり、掲載スペースの関係で各宗教の詳しい考察や潜入取材というより紹介という側面が強い。後半の筆者の宗教法人の問題点、宗教に頼る人間へのフラットな視点、宗教が起こす奇跡への洞察は素晴らしい。(潜入取材なら日本ばちかん巡り/山口文憲がオススメ)2011/06/16
kaame
0
この人の文書が好きです。具体的に上手く言えないのですが。優しやの視線かなぁ2011/05/28
澤水月
0
9510
inoshun
0
雑誌記者らしい軽さと面白さを持ちながら、色々な宗教を素朴に取材している本。 読み物として面白いし、考えさせられる内容もあった。