目次
第1部 芸能研究(本論の目指す「芸能」研究;芸能に付与される釈義と、釈義からの逸脱―天武期の芸能を中心として;こころを解くわざ―『万葉集』巻十六・三八〇七番歌と左注の検討 ほか)
第2部 踏歌研究(「男踏歌」の群行は「まれびと」なのか;宮廷男踏歌における「まれびと」―言吹についての基礎的考察;熱田神宮「踏歌詩」の淵源―農耕儀礼としての鍬制作に着目して ほか)
第3部 常世研究(「常世」は「まれびと」の故地たりうるのか;輻湊するまなざし―「太上皇、難波宮に御在しし時の歌七首」及び家持の追和をめぐって;「国も狭に生ひ立ち栄え」―橘を植えひろめた人々)
著者等紹介
佐藤陽[サトウヨウ]
東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻後期博士課程単位取得後退学。博士(文学)。現在、慶應義塾高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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