内容説明
日本語文法史を全体として視界に入れる時、そこでは何が起きていたのだろうか?
目次
1 文法史研究上の中心課題
2 係り結び衰退の原因を解く突破口
3 文中の「ヤ」による疑問表現と文末の「カ」による疑問表現
4 文中の「ヤ」(要判定)「カ」(要説明)による疑問表現の衰退
5 うなぎ文はどこから来たか
6 係助詞「ゾ」「ナム」の衰退
7 係り結びの起源
8 「コソ」と「ハ」「モ」と副助詞の場合
9 主格助詞「ガ」の確立
著者等紹介
柳田征司[ヤナギダセイジ]
元、安田女子大学専任講師、愛媛大学・奈良女子大学・奈良大学各教授。現在東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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