内容説明
耳を傾けると、言葉はにぎやかに躍動しており、近代語への転換の歩を進めていた。そして、人々は、五感の能力とともに、言葉による表現能力を、磨いていた。
目次
1 花ノ影踏ムコトナカレ秩父山、車ヲ回ス母ニ勝ツ里
2 相
3 北兵左
4 春ノ日
5 一休布施ノ少ナイコトヲ言ウ
6 末ノテニハヲ低ウ音ヲ消シテ低ウ言ウ
7 水ヲ飲ミ知ル
8 梅ヲ嗅グ
9 支那湖ノ荷香
10 東昭和尚ノ羽化
著者等紹介
柳田征司[ヤナギダセイジ]
元、安田女子大学専任講師、愛媛大学・奈良女子大学・奈良大学各教授。現在東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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